出典:http://www.honda.co.jp/SHUTTLE/
2015年の販売台数は3万台以上、ステーションワゴンの販売台数ランキングでも上位の常連であるホンダ・シャトル。
そのシャトルですが、2015年5月の登場以来の初のモデルチェンジが決定、話題となっています。
ガソリンエンジンとハイブリッドモデルをラインナップに備えるシャトルだが、今回のモデルチェンではどのような変更点があるのでしょうか?
人気のスタイルエディションなど、シャトルがモデルチェンジでどのように変わっていくことになるのか調べました。
目次
現行シャトル:スペック
- 全長×全幅×全高(mm)
4400x1695x1570
4400x1695x1545 - 最高出力(馬力)
110~132 - JC08モード燃費(km/L)
19.4~34 - 駆動方式
FF/4WD - 排気量(cc)
1496 - 乗車定員
5名
エクステリアやインテリアのデザイン変更は?
出典:http://www.honda.co.jp/SHUTTLE/webcatalog/styling/
今回のシャトルのモデルチェンジでは、エクステリアやインテリアの変更は微小になると言われています。
エクステリアは特に、ほとんど変更点はないと言われていて、インテリアも変更点は微小でしょう。
インテリアはモニター関係が一新されると予測されますので、メーカー周りの表示に変更があるのかもしれません。
エクステリアの変更点がなければ、売れ筋はハイブリッドモデルのハイブリッドXとハイブリッドZとなり、その人気のハイブリッドモデルに、エアロパーツやフォグランプ、本革巻きステアリングホイールやトノカバーやステンレス製スポーツペダルにETC車載器まで追加となるのに、費用負担はわずか1万円アップ(ハイブリッドZ)のスタイルエディションとなるでしょう。
安全性能「ホンダセンシング」の搭載
出典:http://www.honda.co.jp/hondasensing/
現行のシャトルの安全性能は、信号待ちや渋滞している場面で前車との衝突回避を支援する低速域衝突軽減ブレーキと、前方に車や障害物がある状況下でアクセルペダルを踏み込んだ時の急発進を抑制する誤発進抑制機能がセットになったシティブレーキアクティブシステムが搭載されています。
他には、急ブレーキを後続車に知らせるエマージェンシーストップシグナルや横滑りの抑制をアシストするVSAや坂道発進の際に車体が下がらないようにサポートするヒルスタートアシスト機能なども搭載されています。
安全で快適な装備が搭載されるシャトルですが、今回のモデルチェンジでさらに安全性能が高まる見通しです。
その理由が、ホンダセンシングの搭載です。
ホンダセンシングとは
ぶつからないために
衝突軽減ブレーキ:CMBS
ミリ波レーダーで前走車と対向車、及び、歩行者を検知。
衝突のおそれがある場合、ディスプレイ内の表示や音で注意喚起をし、その状態で接近すると軽いブレーキをかけて体感的に警告をします。
緊急時には、ブレーキがさらに強く作動します。
車線をはみ出して対向車と衝突する可能性が高い場合は、ディスプレイ内の表示と音で警告すると同時にステアリングが振動することによって回避操作を促します。
ドライバーのよる回避操作が間に合わない場合はブレーキが作動、衝突回避と被害軽減を図ります。
ブレーキと連動してシートベルトを強く引き込み衝突回避・被害軽減を図るE-プリテンショナーも装備しています。
歩行者事故低減ステアリング
ミリ波レーダーと単眼カメラで路側帯の歩行者や車線などを検知。
歩行者側の車線を逸脱して歩行者との衝突が予測される場面では、ディスプレイ内の表示と音で警告。
ディスプレイでの警告と合わせて、ステアリングを回避方向へ制御、事故を未然に防ぐためドライバーの回避操作を促します。
ちかづきすぎないために
ACC:アダプティブ・クルーズ・コントロール
前走車との車間距離の速度差をミリ波レーダーと単眼カメラで検知して、予め設定した車速内で加減速を行い前走車に追従するシステム。
適切な車間距離を保つようにアクセルやブレーキの制御を行い自動でコントロール、高速道路での走行や長距離クルーズでのドライバーの負担を軽減します。
ぶつからないために
LKAS:車線維持支援システム
走行中の車線を単眼カメラで検知して、車が車線の中央をキープできるようにステアリング操作を支援、高速道路などでの運転負担軽減を図ります。
車線を外れそうになる場合は、ディスプレイ内の表示とステアリングの振動で体感的にドライバーに警告します。
はみださないために
路外逸脱抑制機能
単眼カメラで車線を検知、車が車線を逸脱しそうになるとディスプレイ内の表示とステアリングの振動で警告して知らせます。
警告と同時に車線内へ復帰させるようにステアリング操作を制御します。
車線からの逸脱量が大きい場合には、ブレーキを制御することにより車線逸脱をしないように支援します。
とびださないために
誤発進抑制機能
停車時や10km/hでの走行中に近距離に前走車があるとミリ波レーダーで検知し、急にアクセルペダルを踏み込んだ際の急加速を抑制、ディスプレイ内の表示と音で警告します。
おくれないために
先行車発進お知らせ機能
信号待ちや渋滞時に、先行車が発信したことに気づかず停止し続けるとディスプレイ内の表示と音でお知らせします。
みのがさないために
標識認識機能
単眼カメラで認識した道路標識をディスプレイ内に表示してお知らせ、注意を促し安全運転を支援します。
飛躍的に性能が向上?燃費性能は?
今回のシャトルのモデルチェンジでは、ホンダセンシングの搭載により大幅に安全性能が向上すると言われています。
それに合わせて、燃費性能が向上すると言われているのも注目点の一つ。
現行のシャトルも”SPORT HYBRID i-DCD”を採用しており、34.0km/L(FF車)と高い燃費性能を達成していますが、今回のモデルチェンジでは現行のシャトルの燃費性能を上回ることが確実視されていますので、さらなる燃費性能の向上が見込まれます。
新型シャトル:予測スペック
- 全長×全幅×全高(mm)
4400x1695x1545 - エンジン最高出力(馬力)
110 - モーター最高出力(馬力)
29.5 - JC08モード燃費(km/L)
35~36(ハイブリッドモデル) - 駆動方式
FF/4WD - エンジン・排気量(cc)
1.5リッター直列4気筒DOHCエンジン(LEB型) - 乗車定員
5名
新型シャトルの価格
今回のモデルチェンジでは、安全性能や燃費性能の大幅な向上を達成する見込みとなるホンダ・シャトル。
ただ、車両価格の変更は行われない模様で、価格に関しては据え置きとなりそうです。
このあたりはライバル車であるカローラフィールダーなどの価格帯も意識してのことだと思います。
価格据え置きとなれば、シャトル購入のお得感は高まるでしょう。