出典：https://www.flexnet.co.jp/landcruiser/80/80-articles/post-8446

ランドクルーザーの人気シリーズ、ランドクルーザー60の後継車種としてデビュー、ランドクルーザー70との同時販売で日本国内のクロカン市場を独占したランドクルーザー80。

従来モデルから引き継いだ4ドアロングボディーのみの設定、乗り心地と静粛性を兼ね備えた四輪駆動車として、ランドクルーザー70と差別化、ラグジュアリー路線を明確にしたことも大ヒットの要因となりました。

平成2~9年まで販売されたランドクルーザー80も、販売から爆発的なヒットとなったとはいえ、最終型の販売から20年が経過、走行距離もゆうに10万kmを超す中古車も多くなっています。

果たして、このような状況でも買取査定で値段がつくのでしょうか？気になるリセールバリューは？

新車価格からの値落ち率なども合わせて、ランドクルーザー80のリセールバリューを調べました。

ランドクルーザー80　年式別のグレードと新車価格

出典：http://minkara.carview.co.jp/car/toyota/landcruiser_80/photo/

ランドクルーザー80は、中古車市場での人気の面ではランドクルーザー100に大きく水をあけられているような状況ですが、決して不人気車種というわけではありません。

確かに、ランドクルーザー100はディーゼルモデルを軸として、初期型が販売から20年近くが経っている現在でも高額な販売価格で中古車が取引されています。

中古車市場での台数の違いもありますが、その面ではランドクルーザー80が勝っているとは決して言えないでしょう。

ですが、その人気のランドクルーザー100が販売された時に、足回りがリーフジットサスペンションからコイルリジットサスペンションへ変更したことがランクルファンを落胆させたことがありました。

従来から、ランドクルーザー80の足回りは海外でも高い評価を受けていて、ランドクルーザー100がデビューした時にも、ボディーはランドクルーザー100で、前々から高評価を得ていた足回りのみランドクルーザー80のリーフジットサスペンションを採用するというモデルが海外向け輸出用に生産されたことがありました。

このような評価もありますので、ランドクルーザー80は現在でもランドクルーザー100同様、高い人気を得ているモデルといえるのです。

今回は、平成2~9年に製造されたモデルの初期型と中期型、そして、最終型とわけて当時の新車価格と現在の買取価格をアップいたします。

1990年式

1993年式

1997年式

買取査定実例：ランドクルーザー80　1990～92年式　初期型

出典：http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/LAND_CRUISER_80/#198910

ランドクルーザー80は、1990年より生産開始となったランドクルーザーで、一番古いものでは26年落ちの車両もあります。

一般的には所有年数がこれだけの年数となると廃車一択になる車がほとんどですが、ランドクルーザーは現行のランドクルーザー200の中古車も高価買取されますし、先代のランドクルーザー100のリセールバリューも高く十分な金額が手元に残る車としても有名です。

もちろん、ランドクルーザー80がこれらのモデルより高い買取価格となることは稀ですが、それでも、一般車両と比較してのリセールバリューの良さには目を見張るものがあります。

これはランドクルーザー100と同じことですがディーゼルモデルの方がリセールバリューが高くなる傾向があります。

車両の程度が良い車両では20年以上も経過しているにもかかわらず、リセール割合が30%台になっているものもあり、まさに、脅威のリセールバリューと言えるでしょう。

ただし、過走行気味の車両やガソリンモデルはリセールが低くなりやすく10%以下のものもありますが、廃車になる可能性は低く数十万円でも買取額がつくケースが多いです。

買取査定実例：ランドクルーザー80　1993～95年式　中期型

初期型の車両と比較して、排気量アップやエクステリアとインテイリアの変更もあり、さらにラグジュアリー感が増した中期モデルは、やはり、年式が多少でも新しくなったこともありリセールバリューが高くなる傾向があります。

ただし、過走行気味の車両や修復歴があるもの、車検が通らないようなカスタムや改造を施しているような車両はリセールバリューが低くなりやすいということも言えそうです。

車両の状態もよく、エクステリアだけでなくインテリアがキレイなものは高価買取が期待できます。

リセール率は高いもので40%以上をマークする車両もあり、トヨタでも屈指のリセールバリューを誇るハイエースとも同等に比較できるほどの高水準となっています。

買取査定実例：ランドクルーザー80　1996～97年式　後期型

出典：http://www.goo-net.com/car/TOYOTA/LAND_CRUISER_80.html

初期型や中期型であると過走行気味の車両も多いのでリセールバリューが低いケースも多々ありますが、この後期モデルとなると、多少の過走行車であればリセールバリューも高く維持できる場合が多くなります。

10万km以上走行している車両であっても十分な金額となることも多く、ケースによっては100万円以上の買取価格が提示される商談も多いとか。

実際、最終型のランドクルーザーバンVXリミテッドでも新車価格は約380万円となり、下記の202万円近くのリセールは50%以上のリセールバリューとなっているので、一般的な車両とは別格だということがわかります。

ただし、そうは言っても最終モデルでも20年落ちとなることは事実ですので、より多くの買取店で査定をして、正しい買取相場を把握しておかないと年式だけで安く買い取られてしまうこともあるようです。

一括査定などを利用して、不当に安く買い取りされないような工夫も必要でしょう。

ランドクルーザー80のリセールバリューは3つの要素で決まる

出典：https://www.flexnet.co.jp/landcruiser/80/80-articles/post-162

ただし、人気のランドクルーザー80であっても、買取相場の基準となる要素や原理原則は一緒です。

大きくは、年式・走行距離・グレードが大きな影響を及ぼす要素となるでしょう。

やはり、人気車といえどグレードがベースモデルに近いものよりもリミテッドエディションや特別仕様などとなるとリセールバリューが跳ね上がりますし、ボディーカラーも影響してきます。

あとは、何度も言いますが、ランドクルーザーシリーズは新型のランドクルーザー200にはディーゼルモデルがありませんので、先代のランドクルーザー100もそうですがランドクルーザー80でもディーゼルモデルが人気となっています。

ただ、走行距離というのは大きな影響を及ぼす要素ですので、ランドクルーザー80がいかに高く買い取ってもらうことのできる車種であろうと買取相場を知らずに売ってしまえば、思わぬ安値で買い取られることもあります。

それは、グレードが高いとか低いなどの要素の前に大原則としてありますので、とにかく、車の買取相場を知っておく必要があります。

ランドクルーザー80を高値で売る方法は決まっている！

では、ランドクルーザー80の走行距離よりも、このようにリセールバリューの高い車だということを証明した上で、できるだけ高く売るにはどうしたら良いでしょうか？

その方法が、インターネット無料一括査定です。

ランドクルーザー80が人気の車種だとしても、20年落ちの車ですから走行距離が10万km未満の車のほうが珍しいわけです。

ですので、買取店へ直接行って交渉しても「古いし距離を走っているので査定額は数万円です」と言われかねません。

この方法を回避するたったひとつの方法は、インターネット無料一括査定を利用して複数の買取店で査定を受けて、自分の車が現在どのような金額で買い取りされるのか、いわば、買取相場を把握する必要があります。

それと、最も大事なこととして、買取店同士で競合させるということがすべてにおいて優先されます。

なぜなら、車買取店が一番苦手とする状況が、他店の車買取店と競合する時だからです。

理由は簡単ですよね、他店に買われないようにするには、安く買いたくてもできるだけ高い買取額を提示しなければならないからです。

これとは逆に、車買取店へ直接行くということは競合がいない状況となりますので、買取店主導で交渉が進み安く買われてしまう可能性が高くなってしまうのです。

だからこそ、まずは、インターネット無料一括査定で愛車の正しい買取金額を知っておく必要があるのです。

国内最大級の車買取店が登録している一括査定

それと、インターネット無料一括査定であれば、なんでも良いというわけではありません。

利用しようとしているインターネット無料一括査定が、信頼性の高い買取店が登録しているかどうかを利用前にチェックしておく必要があります。

下記でご紹介していますインターネット無料一括査定は、国内最大級のガリバーやアップル、カーセブンやカーチス、CMで話題のビッグモーターなど有名買取店が登録している一括サイトだから安全です。

費用は無料で利用できて登録は1分でできますので、まずは、インターネット無料一括査定で愛車の査定相場を調べ、不当に安く買われることを未然に防止して、できるだけ高く売る工夫をすることが高価買取を達成する、最も有効な方法だと言えるでしょう。