ihan

一般車に紛れ込んで走行している覆面パトカーは、白黒の一般的なパトカーとは違い判別するのが難しいですが、少なからず特徴があります。

今回は、覆面パトカーの見分け方を調べてみました。

覆面パトカーで多いのがコレ!

前述したとおり、覆面パトカーにはわずかながらですが見た目で特徴的なところがあったり、行動などでも特徴というか一種のクセのようなものがあります。

それを知っていれば、取り締まりを未然に防ぐ事ができることも多く大きな抑止力にもなります。

まずは、覆面パトカーのわかりやすい特徴からいってみましょう。

この車種に注意!圧倒的に多い車って何?

crownfukumen
出典:http://nikkan-spa.jp/wp-content/uploads/2012/08/AUTO_120807_05.jpg

覆面パトカーですが、圧倒的にセダンが多いです。

極稀にミニバンなどの車種もありますが、数の多さで言えばセダンが圧倒的であり、国産自動車メーカーの高級車であることが多いです。

その中でも群を抜いて多い車がトヨタ・クラウンです。

ゼロクラウンと呼ばれたタイプ以降のもので、私の地元でも覆面パトカーといえばクラウンとパッと思い付くくらいです。

色に関しては、銀色や白色、黒色などの一般的なボディカラーが多いと言われています。

クラウン以外に多い車種は?

skylinefukumen
出典:http://atlas-web.com/keisatu/policetype/fukumenskyline36.htm

クラウンの他にも、やはり他社でもセダンが多く日産・スカイラインやレガシィB4・インプレッサ、トヨタではマークXなどの覆面パトカーもあり、覆面パトカーの車種は高級車のオンパレードです。

希少車では、スズキのキザシなどもあるようですが数は少ないようです。

やはり、クラウンやスカイラインあたりが多いのではないでしょうか。

セダンの他に注意する車は?

覆面パトカーはセダンが多く、2シーターの車などは少ないです。

これは、反則切符を切る時に後ろのシートに違反者を乗せて反則切符や罰金の説明をするためで、いくら取り締まりに有利な速い車といえど2シーターのものは少ないです。

ですが、高速道路をサーキット代わりにするようなルーレット族と言われる車を取り締まる覆面パトカーなどでは、何とスカイラインGT-Rなどの速さ重視の覆面パトカーもあります。

一般車がこんな覆面パトカーに追われたらビックリしてしまいますよね。

覆面パトカーか?そう思ったらナンバーをチェック

number
出典:http://meijean.sakura.ne.jp/CrownPC.htm

警察車両は、各地域によって管轄というものがあり、その範囲を飛び出して取り締まりをすることはありません。

ですので、クラウンなどの車が左車線をゆっくり流していたりして怪しい・・・そう思ったら、車のナンバーをチェックしましょう。

車のナンバーが他府県のものであったり、同じ都道府県内でも離れた場所のナンバーで明らかに管轄外となるナンバーの車は覆面パトカーではありません。

これを知っておくだけでも、交通違反を未然に防ぐ大きな知識となります。

高速道路での覆面パトカーの行動のクセ

覆面パトカーの行動のクセというか特徴として、取り締まり対象の車を追尾するまでは左車線をゆっくりと走行しているという特徴があります。

当然ですが覆面パトカーですから、違反車にその存在を察知されてしまうことは避けますので一般車に紛れて走行していることが多いです。

ですので、左車線をゆっくり流しているように走行していることが多く、2車線や3車線の道路では一般道でも同様の行動を取ることが多いです。

周囲の状況を伺うようにゆっくりと走行しているセダンがいたら注意するようにしましょう。

覆面パトカーの外観や内装の特徴

当然ですが、外観上、覆面パトカーではないか?と思われる特徴があります。

ボディカラーの他にもいくつかありますのでチェックしてみましょう。

車両左側に補助ミラーが付いている

これは、必ずそうだというわけではないのですが、車両左側のAピラーに補助ミラーが付いていることがあります。

現在の覆面パトカーではないこともありますが、少し前までは大体の覆面パトカーで補助ミラーが付いていました。

ですので、補助ミラーが付いていたら要注意です。

車両がいつもきれいに保たれている

覆面パトカーはタクシーなどと同様、いつも洗車整備されているので車がきれいな状態で保たれています。

ですので、怪しいと思った車でも洗車をしていない車であからさまに汚れが目立つ車は覆面パトカーである確率は少ないと言ってよいでしょう。

リアガラスのスモークが濃い

覆面パトカーのリアガラスにはスモークと言われるガラスフィルムが貼られていますが、このスモークが濃くて車内が見えないようにしています。

後述しますが、パトカーの車内や乗車定員にも特徴がありますので、後ろから来た車に覆面パトカーであることを知られないようにするために濃いスモークを貼っていると言われています。

ルームミラーが2連

覆面パトカーのルームミラーは上下二段式となっていて2つあります。

これは、一般車との大きな違いで、かなり特徴的となっていますので、事情があって怪しいと思った車を追い越す場合は助手席の人にチェックしてもらうと良いでしょう。

これを見るだけでも覆面パトカーかどうか判別する際に有効な手段となります。

カーナビなどの機器類が助手席にセットされている

fukumennavi
出典:http://policecar.nomaki.jp/pcsoubint.html

覆面パトカーの内装の大きな特徴として、カーナビゲーションが助手席側に設置されていることが多いということがあげられます。

一般車であれば中央のコンソールボックスやダッシュボードに付けることが多いですが、覆面パトカーは助手席側についており、ちょうどグローブボックスの前辺りに付けていることが多いです。

乗車定員が2名である

警察車両が取り締まりを行う場合、一部の例外を除き、原則、現認という行為が必要となります。

つまり、運転する警察官と違反を確認する警察官2名が必要だということです。

ですから、覆面パトカーには2名の警察官が乗車していますので、これも大きな特徴と言えるでしょう。

青の制服を着ていることが多く、ヘルメットを被っていることもあります。

車のエンブレムがない

覆面パトカーで多いクラウンのケースで言うと、リアから見た時に本来付いているエンブレムが取られていることが多いのも特徴の一つ。

クラウンのケースではCROWNのエンブレムは付いていますが、RoyalSaloonやAthleteなどのエンブレムが取られていることがあるとのことです。

ですが、必ず取られているということではないので参考程度にとどめておきましょう。

交通取り締まりを受けないようにするには?

高速道路

せっかくの旅行や帰省を楽しみにしているドライブシーンを、最悪の展開にしないためにも交通取り締まりを受けることは是が非でも避けたいところです。

結局、交通取り締まりを受けないようにするには安全運転で走行することが必須となります。

スピードを出したい場面でもグッとこらえて、法定速度を順守して、安全で快適な旅にしたいですよね!

ですが、このような知識をしておくだけでも最悪の展開を未然に防ぐ事になるのです。

安全運転が大前提ですが、怪しいな!?と思ったら、前述した覆面パトカーの特徴などを思い出していただき、さらに安全運転につとめるようにしてください。