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出典:http://www.carsensor.net/contents/

2000年に初代が誕生、2016年4月まで生産された5ドアトールワゴンがトヨタ・bBです。

2008年のモデルチェンジから一切の仕様変更がなく、今年の4月まで生産され続けましたが生産中止となりました。

販売不振が主な原因と言われたbBの新型車は販売されませんが、その代わりではないですがbBの後継車がデビューするようです。

注目の5ドアトールワゴンbBですが、どのようなデザインとなるのか注目です。

トヨタ・bB後継車の予測スペック

  • 全長×全幅×全高(mm)
    3800x1690x1635
  • 最高出力(馬力)
    90~100
  • JC08モード燃費(km/L)
    28
  • エンジン・排気量
    1.0L直列3気筒DOHCターボ
  • 駆動方式
    FF
  • 排気量(cc)
    996
  • 乗車定員
    5名

2008年以降、なぜモデルチェンジしなかったのか?

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出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/bb/F002/M006G020/

トヨタbBは2代目となってからの2008年にモデルチェンジしたところを最後にモデルチェンジを行うことなく生産中止となりました。

理由は、大きく落ち込む販売台数の推移です。

2015年のデータでは月間販売台数は300台前後にとどまり、販売台数は落ち込むばかりだった。

それと、5ドアトールワゴンというセグメントの存在意義が薄れていることに大きな理由があると思われます。

ライバル車である、スズキ・ソリオに見るbBの存在意義

確かに、独自のフロントフェイスやリアのデザインなどのエクステリアは印象的でした。

それに、11スピーカーを搭載する音響は音楽好きの若者にとって大きな刺激を与えてくれる車でもありましたし、コンパクトなサイズのボディは運転のしやすさも好評でした。

一時期は、ダイハツCOOとスバル・デックスの3兄弟が販売されている時期もありました。

ですが、この5ドアトールワゴンというセグメントは両側スライドドアとなったコンパクトミニバンが登場すると存在意義が薄れていきました。

スズキ・ソリオの販売が好調なのは、マイルドハイブリッドの採用で燃費性能が上がったりしたところもありますが、リアのドアが両側スライドドアとなったことも大きな要因だと思われます。

パッソ/ブーンのプラットフォームを使用する

ただ、bBの後継モデルで使われるプラットフォームはトヨタ・パッソ/ダイハツ・ブーンと共通のプラットフォームになる予定となっているため、リアにもヒンジドアが用いられるオーソドックスな5ドアになる予定となっている、これは、このプラットフォームの限界性能からの結論となる。

つまり、リアのドアを両側スライドドアにする構想が元々からないということになっている。

前述したソリオの好調具合については、少なからず両側スライドドアになっていることが好影響を生んでいることは明らかなだけに、今の時代に5ドアトールワゴンという車として果たして売れるのかどうか注目です。

気になるデザインはどうなる?

5ドアトールワゴンとして”復活”を果たすこととなりそうなトヨタ・bBですが、気になるデザインはどのような形となるのでしょうか?

bBの後継車は、トヨタのすべての販売チャンネルで販売されることが予定されていて、例えば、ヴォクシー・ノア・エスクァイアのような姉妹車になる可能性が高いと言われています。

ですので、ネッツ店では若者向けのエクステリアでよりアクの強いデザインを、カローラでは小さな子供がいるファミリー層にも受けの良い抑えめな印象のエクステリアとなりそうだと予想されています。

実走しているスパイショットはなさそうですが、モデルとなると噂されているエクステリアのデザインがありましたので掲載したいと思います。

若者向けのネット店のデザイン?

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出典:http://magazine.vehiclenavi.com/archives/8856

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出典:http://magazine.vehiclenavi.com/archives/8856

より鋭角なデザインとなるこの車は「D-base」と呼ばれる車で、ダイハツが発表した車となります。

第44回東京モーターショーでミライースの後継モデルとして発表されたものだが、このデザインがbBの後継車種のデザインの1種となるとの噂が持ち上がっています。

ファリミー層向けのカローラ店のデザイン?

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出典:http://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_52043.html

こちらは、ファミリー層にも受けが良さそうな大人しめなデザインとなっているのが特徴です。

鋭角な印象となっていた「D-base」とは違い柔らかな印象となる車で、現行のノアのフロントフェイスに似ていることもあり、さしずめ”ミニノア”とも言えそうなエクステリアとなっています。

bBの後継車のエンジンはリッター100馬力!?

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以前、スズキが生産して人気を博したワゴンRワイドという車がありましたが、当時リッター100馬力となったワゴンRワイドが話題となりました。

今回のbBの後継車は、トヨタ初となる1.0L直列3気筒DOHCダウンサイジングターボとなる見通しのエンジンは、このワゴンRワイドのリッター100PSを目指すと思われる。

予想は、ライバル車のソリオと同様の90PSとされていますが、リッター100馬力ならば話題性も良く印象にも残りやすいといえるでしょう。

ガソリンエンジンでありながら燃費性能は高い?

打倒、スズキ・ソリオの筆頭として生産されることとなったbB後継車ですが、ガソリンエンジンのみの設定でいてソリオを上回るJC08モード燃費で28km/Lを達成することを目指しているようです。

ですが、マイルドハイブリッドを採用するソリオが27.8km/Lなのを上回れるかどうか、そう簡単ではなさそうですが達成となれば話題になるでしょう。

燃費性能にも注目です。