出典：http://toyota.jp/premio/

昨今の車事情により、セダンの人気は毎年下降の一途をたどっています。

人気のミニバンやSUVに押されて人気が下降したためで、ユーザビリティなどの観点でも不便だと敬遠されている面もあるようです。

ですが、団塊世代などには絶大な人気があり、高級車といえばセダンという認識も多くあるので、人気は衰えても需要は一定数あります。

そのセダンですが、２０１６年はどのような車種が人気なのでしょうか？

国産車で人気の高いセダンはどのような車種か調べました。

2016年版！セダンの人気ランキング

現在とは異なり、２０～３０年前であれば車といえばセダンだと思っていた人も多いのではないでしょうか。

ボンネットとトランクが前後に分かれていて、それでいてドアが４枚で・・・と、車の絵を書いてみると、このような絵を描くことが多いのが私の世代の特徴でもあると思います。

ですが、私達の子どもたちの世代はきっとミニバンなどの絵を描くことが多いかもしれませんね。

さて、２０１６年のセダン車ですが、どのような車種が売れているのかまとめます。

＜10位＞日産 スカイライン

出典：http://www2.nissan.co.jp/SKYLINE/

日産のセダンといえばスカイラインだと答える人も多いのではないでしょうか？

スカイラインの歴史は古く、以前では２ドアクーペから４ドアセダンや走り屋が好むようなハイパワーのスポーツ車まで、多種多彩なラインナップがありました。

スポーツカーの王者であるGTRにもスカイラインの車名が付けられていますね。

※データは、主力モデル　スカイラインクーペ

ライバル車種

＜9位＞トヨタ カムリ

出典：http://toyota.jp/camry/

トヨタブランドの高級セダンとしてクラウンと共にラインナップされているのがカムリです。

レクサスの台頭でトヨタブランドからセルシオが絶版車となった今、重要なポジションを担っているトヨタ車の一つといえます。

セルシオには乗れなくなったけど、クラウンには乗りたくない。

でも、レクサスは違う・・・そんなトヨタ車ユーザーが好んで選ぶのもカムリだといえるでしょう。

現行車はすべてハイブリッド車となったのも特徴の一つです。

ライバル車種

＜8位＞ スバル WRX

出典：http://www.subaru.jp/wrx/s4/

スバルブランドのインプレッサに設定されていた車が独立したのがこのWRXです。

３００馬力を越すハイパワーユニットは、スバリストと呼ばれるコアなファンを魅了し続けます。

リアウィングが備え付けられるSTI、内装はスポーティーでスパルタンな印象で高級感も伴ったデザインとなっています。

パワフルな走りと高級感のある内装、アイサイトも導入されたスバルの技術の結晶となるスペシャリティなセダンです。

車で走る歓びを忘れたくないユーザーから絶大な人気を誇っています。

ライバル車種

＜7位＞トヨタ マークX

出典：http://toyota.jp/markx/

トヨタブランドのロングセラーセダンの代名詞といえばクラウンと並び、このマーク系だと思う方も多いでしょう。

排気量はグレードによって異なり、スタンダードモデルの2500ccの250Gから3500ccの350Sまであり、今では希少なFRを基本としたラインナップとなるが4WDも設定されている。

大人のスポーツFRセダンをコンセプトとして「走る楽しさ」と「操る喜び」を追求し、FF車では味わうことのできない走りを味わうことのできる国産でも超希少なスポーツセダンと言えます。

ライバル車種

＜6位＞トヨタ SAI

出典：http://toyota.jp/sai/

トヨタのミドルクラス上級セダンとして2009年にデビューしたのがSAIです。

SAIは、ボディに使用されているプラスチックの８０％にエコプラスチックを採用、エンジン設定がハイブリッドであることと同様に生産される過程でも大きくエコに貢献している車です。

SAIのフロントビューは、独自の大型ワイドのヘッドランプにより先進性の高いデザインを実現、世代を超えて「格好いい」と思わせるクルマづくりを目指したと言われています。

ライバル車種

＜5位＞トヨタ プレミオ

出典：http://toyota.jp/premio/

トヨタの5ナンバーサイズのプレミオがセダンランキング5位となりました。

プレミオは高級感と格調の高さを両立させるモデル（トヨペット店）で、アリオンはプレミオとは異なりスポーティ感が高いモデルとなり、姉妹車でありながら販売戦略により差別化されています。

従来は大きく差のあった3ナンバーセダンとの差を埋めて、5ナンバーサイズのセダンでも贅沢な装備をあしらった上質なセダンと言えるでしょう。

ライバル車種

＜4位＞マツダ アクセラセダン

出典：http://www.mazda.co.jp/cars/axela/

マツダのスポーツコンパクトの3代目であるアクセラ。

アクセラのバリエーションには、5ドアハッチバックの「アクセラスポーツ」、「マツダスピードアクセラ」という名称のチューニングスポーツから、ハイブリッドモデル「アクセラハイブリッド」が新たに設定されました。

そしてこの4ドアセダンのアクセラセダンと、海外で絶好調のマツダが自信を持って放つラインナップとなっています。

ライバル車種

＜3位＞ホンダ グレイス

出典：http://www.honda.co.jp/GRACE/

ミニバンや軽自動車でも人気の車種を多くラインナップするホンダですが、セダンのランキングでは苦戦しているホンダが初めてのランクインです。

5ナンバーのミドルサイズセダンでありながらアッパーサイズセダンの広い室内と堂々とした質感など、ワンランク上のクオリティを目指す、ホンダが従来のセダンの革新を目指して製造したセダンがグレイスです。

ハイブリッドシステムによって達成されるミドルセダン独自の高燃費と、アッパーサイズセダンにも引けをとらないミドルクラスセダンとして人気を博しています。

ライバル車種

＜2位＞トヨタ カローラアクシオ

出典：http://toyota.jp/corollaaxio/

2016年5月(平成28年5月) で11代目となるカローラアクシオ。

トヨタのロングセラーセダンといえばカローラという人も多く、昔からランキングの1位や2位を取り続けてきた、言わば国産セダンを代表する車種です。

その中でも人気のアクシオは、最上位車種ではハイブリッドモデルも設定されています。

カローラには、木村拓哉さんがCMをするカローラーフィールダーにもハイブリッドがあり人気となっていますが、一方で、こちらのカローラアクシオも根強い人気を誇っています。

ライバル車種

＜1位＞トヨタ クラウン

出典：http://toyota.jp/crownroyal/

言わずと知れた日本を代表する高級セダンクラウン。

セルシオが絶版となったことにより、実質、トヨタの最上級セダンはクラウンとなりました。

歴史が深く王道のロイヤルサルーン系以外にも、よりスポーティなアスリート系もラインナップされ、さらに統合されクラウンの最上級となったクラウンマジェスタまで、ファンを飽きさせないラインナップも用意されています。

クラウンがモデルチェンジする度に乗り継いでいくクラウンファンも多く、団塊世代にも多くの支持を得ているセダン界のパイオニアです。

※データは、主力モデル　クラウンロイヤル

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