出典:http://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_6202.html
206や207、208など魅力的なコンパクトカーを多数リリースしているフランスの自動車メーカー・プジョー。
ライオンマークのエンブレムは有名です。
プジョーは2015年の日本国内年間販売台数は5,906台でしたが、前年比3.4%と日本国内での販売台数を伸ばしている状況で、お隣の中国では年間販売台数40万台を突破する勢いとなっています。
今後、日本でも販売台数が伸びていくと予想されています。
勢いのあるプジョーですが、まだ、日本国内でのシェアも少なく、メルセデスベンツやBMWのようなドイツ勢に大きく差を開けられている状況で、人気もあまりないため売る時に苦労するとの声もあります。
今回は、フランスの自動車メーカー・プジョーのリセールは噂どおり悪いのか、それとも、リセールは良いのか?
プジョーを代表する複数の車種でリセールを調べてみました。
目次
買取査定実例:プジョー 207
出典:http://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_60047.html
一昔前のプジョーのフラッグシップモデルであった205や206をトレースしながら、これらの旧モデルを凌駕するパフォーマンスで登場したのが207です。
コンパクトカーでありながらフランス車独自の加速感や運転操作のレスポンス、マニュアル車としてマッチする207は、国産車では車を操ることに満足できない層も納得させる魅力のある車だと言われています。
日本車とは乗り味の違うクセのある車が欲しい人にとって、満足感の高い車だとも言われています。
その207ですが、リセールに関しては2012年式となる4年落ちで77%の値下がり率でリセールは23%に留まっています。
5年落ちの2011年式は、パナソニック製フラッシュメモリータイプの新世代ナビを装着した特別仕様車207シエロ 200周年記念車(新車価格249万円)が85万円程度となり5年落ちでリセールが34%となります。
トータルでは、リセールは極端に悪いわけではないようですが、決して良いともいえない状況です。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2012年式 | 207 5HB アーバンムーヴ | ホワイト | 2~3万km | 2016年04月 | 484,000円 |
2011年式 | 207 シエロ 200th | シルバー | 0~1万km | 2016年09月 | 847,000円 |
2010年式 | 207 5HB シエロ | ブルー | 4~5万km | 2016年08月 | 380,000円 |
2008年式 | 207 5HB ナビプラス | ブルー | 3~4万km | 2016年06月 | 173,000円 |
2007年式 | 207 5HB 207 | ブルー | 4~5万km | 2016年05月 | 50,000円以下 |
2007年式 | 207 5HB シエロ | ゴールド | 6~7万km | 2016年07月 | 53,000円 |
買取査定実例:プジョー 307SW
出典:http://www.carsensor.net/usedcar/bPE/s014/nenpi/
プジョー307のステーションワゴンとなる307SW。
生産終了は2007年となりますので、ちょうど9年落ちで4度目の車検で手放す方も多い時期となります。
2007年式の当時の新車販売価格は309万円だったのに対して12万円弱ですからリセールは3%程度で値落ち率は何と97%となります。
まともな買取額が付かない状況だといえるでしょう。
5度目の車検時期と重なる2005年式では買取額が50,000円以下ですから、数万円での買取となるか廃車になる可能性が高いと言えるでしょう。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2007年式 | 307SW 1.6 | ゴールド | 5~6万km | 2016年07月 | 117,000円 |
2007年式 | 307SW 2.0 | 紺 | 3~4万km | 2016年07月 | 116,000円 |
2006年式 | 307SW 1.6 | ブルー | 3~4万km | 2016年07月 | 171,000円 |
2005年式 | 307SW | シルバー | 10~11万km | 2016年05月 | 50,000円以下 |
2004年式 | 307SW グリフ | ブルー | 4~5万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
2003年式 | 307SW | ホワイト | 7~8万km | 2016年07月 | 50,000円以下 |
買取査定実例:プジョー RCZ
出典:https://www.kurumaerabi.com/car_news/info/91149/
プジョー初、車名に数字が一切採用されていない車種となるRCZ。
ライバル車はアウディTTとなり、人気の高いアウディTT同様にプジョーでもRCZは人気の高いモデルとなります。
2010年式は6ATが399万円、6MTが423万円となり6年落ちで194万円の買取額は6MTでもリセールは45%となります(6ATでは48%)。
2011年式は5年落ちとなり2度目の車検で手放す人も多いと思いますが、新車価格はブラックエディション右ハンドルで415万円、ブラックエディション左ハンドルで437万円、アスファルト(左ハンドルのみ)は440万円。
仮に180万円での買取となると最上級モデルのアスファルトでもリセールは40%となり5年落ちの車としては十分なリセールだといえるでしょう。
プレミアムコンパクトスポーツクーペのRCZはプジョー初となる車種だけに注目度も高く、人気車といえるのでリセールも高いという結論となりました。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2011年式 | RCZ | ホワイトパール | 4~5万km | 2016年06月 | 1,834,000円 |
2011年式 | RCZ | ホワイトパール | 0~1万km | 2016年09月 | 1,816,000円 |
2011年式 | RCZ カーボンルーフ・パック | ホワイトパール | 6~7万km | 2016年05月 | 1,616,000円 |
2011年式 | RCZ | ブラック | 6~7万km | 2016年05月 | 1,661,000円 |
2010年式 | RCZ カーボンルーフ・パック | ブラック | 4~5万km | 2016年05月 | 1,942,000円 |
買取査定実例:プジョー 308CC
出典:http://www.gooworld.jp/impression/PEUGEOT/308CC/
プジョーのカブリオレモデルである308CC。
ウインドリフレクターやシートヒーター、ネックウォーマー、インテリジェントオートエアコンなどを標準装備し、メタルトップを採用した電動式のルーフは開閉時間が20秒となり、オープンカーとしても人気を博しています。
308の中でも、特に人気の高いモデルとなります。
2010年式や2009年式のモデルは、3度目の車検に絡む買取となる時期ですが、2010年式のプレミアムの新車価格は420万円でグリフが460万円(09年式は455万円)ですので、それぞれのリセールは23%~43%となっています。
7年落ちのリセールで考えれば30%ほどであれば良好だといえるでしょう。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2010年式 | 308CC グリフ | ブラウン | 4~5万km | 2016年09月 | 1,357,000円 |
2010年式 | 308CC プレミアム 200th | ブラック | 4~5万km | 2016年05月 | 1,009,000円 |
2009年式 | 308CC プレミアム | レッド | 2~3万km | 2016年07月 | 1,974,000円 |
2009年式 | 308CC プレミアム | ワイン | 4~5万km | 2016年05月 | 1,625,000円 |
2009年式 | 308CC グリフ | ブラック | 4~5万km | 2016年05月 | 1,384,000円 |
2009年式 | 308CC プレミアム | グレー | 2~3万km | 2016年05月 | 1,253,000円 |
プジョーを高く売るには?
出典:http://response.jp/article/2015/09/28/260893.html
プジョーのような車を高くるには、複数の買取店で査定することが重要です。
日本国内の輸入車や外車はドイツ車が圧倒的に有名ですので、知名度に差があるため、プジョーのリセールはドイツのメルセデスベンツやBMWやポルシェなどのメーカーより不利になりやすいです。
知名度は販売状況にも影響しますから、やはり、リセールにも多大な影響を及ぼします。
ですので、買取店同士で競合させるような状況を作り出し、買取店が高く買わなければ買取りできないようにする工夫が必要なわけです。
専門店に売る場合でも、複数の買取店の査定相場を知っておくことは重要で、例え、足元を見られて安く買われそうになっても買取店で出した査定相場を知っていれば、そのような買取店は避ければよいのですから安く買われる心配もないですよね。
プジョーのような、ある種、特殊な車を売る時には1社のみで決めないことが何よりも重要です。
買取店が高く買う時とは?
車の買取店が、どうしても高く買わなければならない時があるのですが、それはいつだと思いますか?
それは、ズバリ、買取店他店と比較された時です。
複数の買取店で査定相場を出すということは、それは、買取店同士が競合になることを意味しますので、買取店同士が必然的に競い合う場ができているということです。
買取店は安く買いたくても他店より査定額が安くなってしまったら売ってもらえないのはわかっていますから、査定額を高くするしかないですよね?
だからこそ、複数の買取店で査定をする必要があるのです。
わざわざ買取店へ行くことにメリットがないことを知る
では、1日かけて買取店巡りをすればよいのかというと、そうではありませんよね。
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一括査定ですから、査定額が高い買取店のみと交渉すればOKですので、交渉する手間も極限まで減らすことができます。
ですので、わざわざ買取店に行ってもメリットはほとんどないのです。
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