出典:http://www.goo-net.com/newcar/PORSCHE__911/
ドイツの高級スーパーカーといえば、多くの人がポルシェを思い浮かべるのではないでしょうか。
人気の911だけでなく、カイエンやマカン、パナメーラなども人気ですし、ボクスターなども有名ですよね?
そんな人気のポルシェですが、新車価格も高いですがリセールバリューも高い車として有名です。
では、ポルシェは全般的にリセールが高いモデルばかりなのでしょうか?モデル別にリセールの差などはあるのでしょうか?
いくつかの種類のポルシェについて、リセールバリューを調べてみようと思います。
目次
買取査定実例:ポルシェ カイエン
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2002年から販売されたポルシェ・カイエンは、外車のSUV車の中でも最も成功したといえる内の一台でしょう。
現在でもカイエンのファンは多く、重い車体を軽々加速させていく様は圧巻です。
そんな人気のカイエンですが、リセールが良いと言われるポルシェの中では、あまり良くない部類だといえるのかもしれません。
やはり、この辺りは、ポルシェ=走行性能が高い車、いわゆる911などがポルシェそのものという印象があるのかもしれません。
ただ、そんな中でも、2代目となる現行モデルや、初代モデルでもターボモデルは高値が付いています。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2012年式 | カイエン (ベースグレード) | ホワイト | 1~2万km | 2016年05月 | 5,499,000円 |
2013年式 | カイエン (ベースグレード) | グレー | 2~3万km | 2016年05月 | 5,036,000円 |
2014年式 | カイエン (ベースグレード) | ブラック | 1~2万km | 2016年04月 | 6,890,000円 |
2011年式 | カイエン ターボ | グレー | 4~5万km | 2016年04月 | 5,899,000円 |
2009年式 | カイエン GTS | レッド | 4~5万km | 2016年04月 | 2,902,000円 |
2005年式 | カイエン S | ブラック | 8~9万km | 2016年05月 | 997,000円 |
買取査定実例:ポルシェ パナメーラ
出典:http://www.goo-net.com/newcar/PORSCHE__PANAMERA/
2009年のデビューからモデルチェンジを行わずに変わらず現行モデルとなっているポルシェ・パナメーラ。
ポルシェがラグジュアリーパフォーマンスセグメントへの参入を宣言する切っ掛けとなった車です。
エンジンユニットはモンスター級のパワーを発揮、ラグジュアリー路線となる車種でありながら4.8LのV8DOHCのエンジンユニットは400ps/500N・mを発生。
さらには、最上級モデルとして用意されたパナメーラターボは4.8L V8はツインターボ4WDとなり、500ps/700N・mを発生するエンジンとなり、最高時速は303km/hを記録しています。
リセールの面では、ポルシェ・カイエンより高めで推移しているような印象があります。
ポルシェの中でも高いリセールが期待できるモデルだといえるでしょう。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2015年式 | パナメーラ4 | シルバー | 0~1万km | 2016年08月 | 8,095,000円 |
2016年式 | パナメーラ GTS | ブラック | 0~1万km | 2016年08月 | 14,283,000円 |
2014年式 | パナメーラ S Eハイブリッド | シルバー | 1~2万km | 2016年07月 | 6,890,000円 |
2013年式 | パナメーラ S | ブラック | 3~4万km | 2016年07月 | 7,040,000円 |
2011年式 | パナメーラ ターボ | ブラック | 2~3万km | 2016年04月 | 2,902,000円 |
2010年式 | パナメーラ S | ホワイト | 4~5万km | 2016年08月 | 5,778,000円 |
買取査定実例:ポルシェ911
出典:http://www.carsensor.net/usedcar/bPO/s001/nenpi/
ポルシェ=911と思う人も多いと簡単に予測できるほど、この911は有名なスーパーカーの内の1台です。
やはり、その知名度から人気も高く、初代のデビューから変わらない人気を博している高級スポーツカーです。
ポルシェ911はリセールが高いことでも有名で、モデルによりますが、販売からの経年をもろともせずに中古車価格が上昇し続けるモデルもあるようです。
その注目のポルシェ911、早速、買取相場をチェックしてみましょう。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2016年式 | 911 ターボ | ブルー | 2~3万km | 2016年04月 | 12,773,000円 |
2015年式 | 911 カレラ | ゴールド | 0~1万km | 2016年08月 | 8,743,000円 |
2014年式 | 911 GT3 | イエロー | 1~2万km | 2016年08月 | 17,081,000円 |
2013年式 | 911 カレラ 4 S | ブラック | 0~1万km | 2016年07月 | 13,179,000円 |
1992年式 | 911 ターボ | イエロー | 4~5万km | 2016年05月 | 11,930,000円 |
2008年式 | 911 カレラ S | レッド | 2~3万km | 2016年07月 | 3,645,000円 |
24年落ちが1,000万円超の買取額に!
ポルシェの代表格である911は、現行モデルである2015年式や2016年式のターボモデルが高額で買い取りされていることがわかります。
これは、ライバルのイタリア・フェラーリやランボルギーニと同じで、購入してからのリセールが下がる前に売る層がいるので走行距離も当然ですが短くなり、新車に少し毛が生えたような走行距離にしかならないので買取額も高くなります。
それが、人気の911であれば尚更のことですが・・・
驚いたのは、24年落ちのモデルの買取額が1,000万円以上の買取額が付いていることです。
なぜ、これほどの高額買取となったのでしょうか?
911には、もうほとんど手に入らないモデルが存在する
まったく手に入らないといえば語弊があるかもしれませんが、当時の空冷モデルの911ターボは、球数が少ない上に程度が良い物が出てこないことでも有名で、買取となるとその希少性から1,000万円以上の買取額が付くということなんです。
なぜなら、水冷エンジンとなった911が、今後、空冷エンジンを搭載する新車を製造する可能性がほぼないからであり、その確率は99.9%ないと言われています。
ですので、プレミアが増大する一方で、空冷エンジンを求める層が現代の新車で手に入れることができないので、このような状況となっているのです。
確かに、911以外にもパナメーラやカイエンでも高額査定となるケースも多々ありますが、ポルシェのリセールが高いと言われる所以は、この911の空冷エンジンモデルの希少価値があまりにも有名であることからだと言えます。
911は売ってもらえない?強気の中古車店の手口とは?
出典:http://www.carsensor.net/contents/editor/category_849/_25987.html
今、カーセンサーでは販売されているポルシェ911のプライスボードが存在しない中古車店が増えてきているといいます。
プライスボードの代わりに「応談」という文言が価格欄に表記されているようです。
これは、端的に言ってしまえば「欲しいなら店に来て欲しい」ということだと言われています。
この空冷モデルの911は、価格が表記されている中古車店では2,000万円以上の価格となっているところもあり、超強気の販売価格となっていて、まさに、超プレミアが付いた状態です。
もちろん、安売りはしたくない販売店の意思表示とも言えるのですが、これだけ高いと買う人も気軽に購入する価格ではないですし、水冷でもいいから新車にしようとも思いそうな価格です。
つまり、このように、相場よりかけ離れた価格を表示すると高いからといって一蹴される可能性が高くなるということです。
中古車店としては、お店に来てもらって販売価格がなぜ高いのかを直接話したいということもありますし、反面、流行りだからといって冷やかしでくるお客も避けたいという思惑もあるようです。
つまり、空冷モデルの911の中古車相場はバブル化しているとも言える状況で、超売り手市場になっているといえるほど希少価値が高まっているということです。
これが、ポルシェのリセールが高いと言われる大きな要素の一つといえるのです。
ポルシェを高く売るには?
出典:http://www.carsensor.net/catalog/porsche/911_serise/
人気絶頂の911も、ポルシェの中でも不人気車と言われている928でも、売り方によっては安く買われてしまうリスクがあります。
車を高く買い取ってもらうということは、売る車の車種も重要ですが、高く売る方法を知っているか知っていないかが一番大きな要因となります。
それは、空冷911でも不人気車の928でも変わらないのです。
では、ポルシェ専門店に買い取ってもらえばよいのでしょうか?
確かに、ポルシェ専門店は知識量も豊富で流通経路も確保しているでしょうし、ポルシェの売買のノウハウも持っているでしょう。
ただ、それは、自社の利益が一番なのであり、できれば、どんな車だって買取店は1円でも安く買いたいと思うのは変わりません。
空冷911でも928でも、買取店が「高くてもいいから買わせてください!」と言ってもらうような状況にしなくてはいけません。
その方法はたった一つ、買取店同士を競合させることです、できれば、1店でも多くの買取店にです。
競合店があることによって、車を買い取るには競合店より高値を提示しないと買い取れないわけですから、買取店の査定価格は高くならざるを得ません。
ですので、人気のポルシェでも一括査定などでたくさんの買取店に査定をしてもらうことが重要なのです。
現在では、国内買取店最大手のガリバーなどは輸入車だけの買取を扱う専門店がありますし、急成長中のビッグモーターや老舗のアップルなども外車の買い取りに対応しています。
これらの有名買取店が登録している一括査定で買取店に競合させることにより、高額査定を実現する事ができます。
申し込みは1分ほどで完了しますので、まずは、愛車の査定額を知る意味でも一括査定を利用すると良いでしょう。