出典：http://response.jp/article/2010/11/13/147960.html

極寒の地スウェーデン発の自動車メーカーボルボ（VOLVO）。

スウェーデンのお国柄、頑丈で耐久性の高い車を生産する必要がありますが、テレビCMでもご存知のようにボルボは頑丈な車としても有名です。

2015年の日本国内の販売台数は13,493台で前年比1.7%の増加、創業以来89年ではじめて世界シェア50万台超えを達成した勢いのある自動車メーカーです。

そんなボルボですが、日本の輸入車の中では決して人気が高いとはいえない現状ですので、新車購入から車の買い替え時にリセールバリューが低いと、あまり良くない評判があるようです。

ボルボにもリセールが高い車種と低い車種があると思いますが、その実態を探るため、複数の車種での値落ち率やリセールを調べてみました。

買取査定実例：ボルボ　V40

出典：http://response.jp/article/2016/02/25/270432.html

国産メーカーではスバル、輸入車メーカーではアウディのように、ワゴンモデルに強い印象があるボルボのエントリーモデルが、このV40です。

一昔前の四角いボディが特徴であった旧型車より”丸くなった”印象のV40ですが、頑丈で強固なボディを持つ旧型ボルボ同様、ボディの形状が丸くなっても高い安全性能は維持されています。

人気のV40ですが、2年落ちの2014年モデルの「 T5 Rデザイン」で新車価格420万円に対して213万円の買取額ですから値落ち率は50%となります。

ちょうど、一度目の車検時期となる3年落ちの「V40 T4 SE」で買取額は133万円ですから、新車価格338万円で値落ち率61%でリセールが40%を割っている状況は、日本車のライバル車と比較すると良くはありません。

ちなみに、国産車のライバル車の一つであるスバル・インプレッサスポーツ1.6iでは3年落ちで値落ち率は44%でリセールが56%ですから、比較するとリセールでは15%以上の差があるということになります。

買取査定実例：ボルボ　XC90

出典：http://www.autocar.jp/firstdrives/2015/11/12/145283/

ボルボのXC90は、BMWX7やアウディQ7と並んで日本国内でも人気のSUVです。

手元データでは、高年式車の買取額のサンプルがありませんので低年式車のデータのみとなりますが、2006年式の10年落ち「XC90 T6」では値落ち率は90%でリセールは10%、11年落ちの「XC90 V8 TE」では値落ち率80%でリセールは20%となっています。

走行距離が少なめの車ばかりですが、値落ち率は大きくリセールはあまり期待できないというところでしょう。

国産車のライバル車となるハリアーにも大きく差をつけられている状況で、輸入車のリセールは低いという証明となってしまった典型例ともいえます。

フォルクワーゲンのティグアンも輸入車ですが、ティグアンはリセールが良好ですので大きく差をつけられている状況となっています。

買取査定実例：ボルボ　V60

出典：https://www.kurumaerabi.com/test_drive/2015/1673/

ボルボV60は、アウディA4やBMW3シリーズ、メルセデスベンツCクラスワゴンなどがライバルとなる人気のステーションワゴンです。

高年式の2015年式「V60 T6 AWD」では、新車価格634万円に対する買取額は287万円ですから1年落ちで55%の値下がり率となりリセールは45%です。

通常、国産車の人気のあるステーションワゴンでは、3年落ちモデルでもリセールが55~60%付くものも多々ありますから、値下がり率がきつく、リセールは決して高いとはいえない状況となります。

2012年式「V60 ドライブe」では、車検時期を1年過ぎてはいますが売却しやすい時期です。

新車価格は395万円で買取額は115万円ですので値落ち率は71%、リセールは29%となりますので、特段、悪い数値ではありませんから、V60は新車購入時から短期間に値下がりしやすい車だといえるのかもしれません。

買取査定実例：ボルボ　V70

出典：http://www.carsensor.net/catalog/volvo/v70/

ボルボV70は、ボルボのハイクラスステーションワゴンです。

ライバル車はV60と同様、メルセデスベンツCクラスワゴン、アウディA4、BMW3シリーズとなります。

2007年式の11年落ちの販売当時の「V70 クラシック」は、新車販売価格は599万円となります。

手元データでは、買取額が32万円ですので値落ち率は95％でリセールは5%となります。

高年式モデルのサンプルがないので低年式モデルの買取額となりますが、通常、9年落ちや10年落ちでは買取額が付かない車もありますので、30万円以上の買取額は上々かもしれません。

ボルボを高く売るには？

出典：http://response.jp/article/2015/12/03/265390.html

日本国内では、輸入車といえばポルシェやメルセデスベンツ、BMWやアウディなどのドイツ勢が有名ですのでボルボを売却する際には工夫して売る必要があります。

有名なメーカーより、マイナーなメーカーの方が乗っている満足感は高いかもしれませんが、とかく、高く売るということは難しい面もあります。

ただ、有名なドイツ車であろうと売り方を間違えれば安く買われてしまうことは変わりませんので、ボルボでも、例えば、BMWでも高く売る方法は変わりません。

これは、国産車でも同じことです。

では、車を高くるための共通する方法とはどういうものなのでしょうか？

どうやったら高価買取が実現するのか？

これは、端的に言うと、1店でも多くの買取店に査定をしてもらい比較することです。

買取店は会社の利益のために、買取査定を行う際にはできるだけ安く車を購入しようとします。

買取店の査定士も、毎月、厳しいノルマがあるので、査定を行う車を1円でも安く買い取って会社が利益を出せるように買い取る必要があります。

ですが、買取店が安く買おうと思っても安く買うことができない時があります。

それが、買取店同士で比較される状況となってしまうことです。

なぜなら、他店と比較されるということは、他店より安い査定額を提示してしまうと買い取りすることができなくなるからです。

だからこそ、1つでも多くの買取店で査定をしてもらう必要があるのです。

ただし、買取店を回って査定をしてもらうことは正しい方法ではありません、それは、なぜでしょうか？

買取店へ行く＝安く買われる

車を売る際には、一般的には、買取店で車を買い取ってもらうようになります。

大手買取店では、ガリバーやアップルやカーチス、カーセブンやビッグモーターなどが有名どころとなりますね。

ただ、買取店に行って査定してもらうと安く買われてしまうことがあり危険な方法となってしまします。

その理由は、買取店で査定をする時には、その買取店の査定士のペースで交渉が進んでしまうからです。

査定士は車買取りの交渉のプロですから、あの手この手で安く買おうと揺さぶってきますし、ノルマがきついとしつこく営業されることがありますので、根負けして安く売ってしまう人が多いのです。

ですから、買取店で査定をするのではなく、その前に必ずやっておかなければならないことがあります。

それが、インターネット無料一括査定です。

競合させることができるから高値買取が出来る！

インターネット無料一括査定では、前述したとおり、国内大手の買取店であるガリバーやカーチス、アップルやカーセブンやビッグモーターなどが登録しているので安心ですし、費用もまったくかかりません。

しかも、登録は1分もあれば十分にできますので、あなたは家に居ながらにして一括査定を利用することができます。

一括査定の結果が出たら、査定額が高い順に3～5社程度を選んで本査定（車の状態を確認するための立ち会い査定）をする日程を決めます。

一番高く売る方法として、同じ日にずべての買取店を呼んで一日で査定が終わるようにしましょう。

例えば、11時からA社、13時からB社、14時からC社、15時からD社、16時からE社などと予定を組めば一日で査定が終わりますし、他店の査定額を引き合いに出して査定額アップの交渉をすることも可能です。

このように、ボルボを高く売るには一括査定を上手に使うことが重要です。

まずは、愛車の査定額を調べるためにも一括査定で査定を出して、より多くの買取店の査定額を調べるてみると良いでしょう。