出典:http://response.jp/article/2015/06/24/254121.html
世界最大級の自動車メーカー、ドイツのフォルクスワーゲン。
日本国内では、同じくドイツのメルセデスベンツやBMW、ポルシェやアウディなどが外車や輸入車として有名ですが、アウディはフォルクスワーゲンの傘下ですし、ベントレーやブガッティやセアト、シュコダやポルシェ、あのランボルギーニも傘下に収め、バイクメーカーのドゥカティも傘下にする巨大企業としてフォルクスワーゲンの方が世界的には有名です。
ですので、メルセデスベンツやBMWなどの日本でお馴染みの輸入車メーカーよりも規模も大きく、販売台数や年間売上でも群を抜いています。
日本でもフォルクスワーゲンのユーザーは多く、人気車種ではポロやゴルフやザ・ビートルなどのファンも多い、有名な輸入車メーカーでもあります。
そのフォルクスワーゲンですが、日本でも人気がある輸入車メーカーでありながらリセールに問題があるとの評価や口コミが多く見られます。
フォルクスワーゲンは、そんなにリセールが悪いメーカーなのでしょうか?
今回は、フォルクスワーゲンの複数車種を例にあげ、リセールバリューについて探ってみたいと思います。
目次
買取査定実例:フォルクスワーゲン ポロ
出典:http://www.goo-net.com/car_info/impression/VOLKSWAGEN/POLO_06/
ゴルフと合わせて、フォルクスワーゲンの日本市場での主力モデルとなっているポロ。
日本での年間販売台数が1万台を超えるほどの人気モデルで、手軽に運転できるコンパクトカーとして女性からの支持も厚いモデルです。
昨今の低燃費ブームにも乗り、輸入車としても高いコストパフォーマンスを達成している車でもあります。
ゴルフとともに人気となっているポロですが、2013年式のポロGTIは一度目の車検の時期となり手放す人も多いと思いますが、その値落ち率は何と80%近くをマーク、たったの3年でリセールは20%まで低下しています。
2011年の5年落ちモデルではポロ TSI コンフォートラインが、想定内の5~6万kmの走行距離のもので買取価格が30万円となり、新車価格が213万円ですので値落ち率は85%に達しリセールは15%となります。
日本車のコンパクトカーと比較すると、リセールは期待できないという結果となっています。
コストパフォーマンスもよく人気のポロですが、リセールに関しては、日本の国産コンパクトカーに大きく差をつけられている状況です。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2014年式 | ポロ TSI ハイライン | レッド | 1~2万km | 2016年09月 | 527,000円 |
2013年式 | ポロ GTI | ブルー | 2~3万km | 2016年08月 | 633,000円 |
2012年式 | ポロ TSI コンフォートライン | ホワイト | 4~5万km | 2016年05月 | 519,000円 |
2011年式 | ポロ TSI コンフォートライン | ブルー | 5~6万km | 2016年07月 | 302,000円 |
2009年式 | ポロ 1.4 コンフォートライン | レッド | 4~5万km | 2016年08月 | 364,000円 |
2007年式 | ポロ 1.4 コンフォートライン | 紺 | 6~7万km | 2016年04月 | 50,000円以下 |
買取査定実例:フォルクスワーゲン ゴルフ
出典:http://response.jp/article/2015/11/16/264346.html
ポロとコンビで、フォルクスワーゲンの主力モデルとなるゴルフ。
低燃費とコンパクトカー特有の軽快な走り、運転することの魅力を感じることのできる車として、ポロと同様に女性票が多い車といえます。
2013-2014のゴルフ 日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことでも有名な車です。
さて、ゴルフのリセールですが、2015年式のゴルフ TSI ハイライン BMT(ブルーモーションテクノロジー)を例に上げると、買取価格は約76万円で、新車価格は約324万円となり下落率は80%弱となります(※リセールが低すぎるので修復歴車などの特別な理由があったのかもしれませんので、あまり、参考にならないかもしれません)。
3年落ちの2013年式のゴルフ TSI ハイラインですが、走行距離が想定内の3~4万kmで下落率56%なのでリセールは44%ですから、この辺りは悪くないようです。
2011年式の5年落ちのゴルフ TSI ハイラインは、約60万円の買取額で329万円の新車価格に対して下落率は約80%ですので、リセールは約20%となりました。
同じように主力車種として販売しているポロもありますが、ゴルフのほうがリセールは良いといえるでしょう。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2015年式 | ゴルフ TSI ハイライン BMT | ホワイト | 0~1万km | 2016年05月 | 758,000円 |
2013年式 | ゴルフ TSI ハイライン | ブラック | 3~4万km | 2016年04月 | 1,341,000円 |
2012年式 | ゴルフ GTI | ホワイト | 5~6万km | 2016年05月 | 527,000円 |
2011年式 | ゴルフ TSI トレンドライン | ブラック | 3~4万km | 2016年06月 | 598,000円 |
2009年式 | ゴルフ TSI コンフォートライン | ブラック | 4~5万km | 2016年06月 | 527,000円 |
2007年式 | ゴルフ GT TSI | ホワイト | 7~8万km | 2016年08月 | 195,000円 |
買取査定実例:フォルクスワーゲン ニュー・ビートル
出典:http://autoc-one.jp/word/642049/
歴史の長い車であることも有名なビートルは、コアなファンが多いことでも有名です。
ファニーなスタイリングが日本でも好評となり、女性からの人気も高く、女性が乗りたい車ランキングで1位を獲得したこともあります。
ポルシェやメルセデスベンツやBMWなどが有名な輸入車ですが、ドイツ車の中では手軽に所有することのできるのも魅力の一つのようです。
データが少ないので何ともいえませんが、7年落ちの3度目の車検時期を狙った買い取りでは約44万円となり、新車価格の273万円からの値落ち率は84%となり、リセールは16%となります。
7年落ちですから、人気のない国産車でも20%程度となることを考えると良くはないですが、極端に悪いわけでもないというところです。
コアなファンも多いビートル独自の評価なのかもしれません。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2009年式 | ニュービートル | レッド | 2~3万km | 2016年07月 | 435,000円 |
2007年式 | ニュービートル EZ | ブラック | 8~9万km | 2016年09月 | 96,000円 |
2007年式 | ニュービートル LZ | ブラック | 7~8万km | 2016年05月 | 129,000円 |
2006年式 | ニュービートル | ホワイト | 8~9万km | 2016年05月 | 50,000円以下 |
2005年式 | ニュービートル ターボ | シルバー | 4~5万km | 2016年05月 | 106,000円 |
2003年式 | ニュービートル ターボ | シルバー | 4~5万km | 2016年08月 | 115,000円 |
買取査定実例:フォルクスワーゲン ティグアン
出典:http://news.goo.ne.jp/article/ennori/trend/ennori-3767.html
2017年とも2016年10月とも言われている、大幅モデルチェンジが噂されるフォルクスワーゲン・ティグアン。
ライバル車は、メルセデスベンツGLAやBMWX1やアウディQ3などの輸入車勢と、国産車ではハリアーやエクストレイルとなります。
この辺りは、SUV人気にのっているところもありリセールも良いことが多いですが、ティグアンの場合はティグアン TSI ブルーモーションテクノロジーの3年落ちの2013年式で約200万円となり、新車価格が385万円ですので値落ち率は49%ですからリセールは51%となり、国産SUVほどではないですが概ね良好でしょう。
ただ、高級輸入車に対抗しているレクサスRXはリセールが60%近くをマークすることもあり、この辺りと比較すると、まだまだ大きな差があるのが現実です。
大幅なモデルチェンジの噂があるティグアンですが、新型モデルがどこまで健闘するかも見どころの一つです。
年式 | グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|---|
2013年式 | ティグアン TSI ブルーモーションテクノロジー | ホワイト | 1~2万km | 2016年07月 | 2,017,000円 |
2013年式 | ティグアン 2.0 TSI Rライン4モーション | ホワイト | 3~4万km | 2016年04月 | 1,323,000円 |
2012年式 | ティグアン Rライン | ブラック | 1~2万km | 2016年05月 | 1,974,000円 |
2011年式 | ティグアン スポーツアンドスタイル | 紺 | 3~4万km | 2016年06月 | 856,000円 |
2011年式 | ティグアン ラインストン | ブラック | 2~3万km | 2016年07月 | 1,384,000円 |
2008年式 | ティグアン トラックアンドフィールド | ホワイト | 5~6万km | 2016年06月 | 905,000円 |
フォルクスワーゲンを高く売るには?
出典:http://www.goo-net.com/goo_news/news_category9/n_number5434.html
輸入車や外車は、国産車より買取額が厳しい結果に終わることが多いです。
つまり、リセールが低く値落ち率も大きくなる傾向が高く、3年落ちや5年落ちなどの車検のタイミングで手放す場合にも決して高く売れるとは言い難い状況となっています。
これは、輸入車の耐久性が低く故障が多いことで、高価な部品代や修理費がかかるという、どうしても避けては通れない事情が原因となっているという事情もあります。
ですが、国産車にしても修理する際に高額となりやすい車種だってありますし、リセールでも著しく低い車もあります。
それに、人気車であっても走行距離や年式、ボディカラーやグレードなどで買取相場に大きな差がつくことも事実です。
ですが、そんな中でも、きちんとした準備をしてフォルクスワーゲンを高く売っている人もいるのです。
では、高く売れる人と安く売ってしまった人との違いは何なのでしょうか?
買取店は比較されることが一番辛い!
車を買い取ってもらうには買取店に査定をしてもらうわけですが、買取店は少しでも安く買おうとあの手この手で揺さぶってきます。
なぜなら、買取店も商売ですから利益を上げるには安く買う必要があるからです。
100万円の価値の車に150万円をわざわざ支払う買取店がいないことは誰だって想像できるでしょう。
では、買取店が高くても買わなければならない状況って何だと思いますか?それは、ズバリ、競合他社と比較された時です。
競合他社と比較されるということは、その競合他社より高く買う条件を出さないと買取りできないからです。
これは、買取店が出来るだけ安く買おうとするのと同じで、売る方は1円でも高く売りたいと思っているからです。
あなたが150万円で愛車を買ってくれる買取店がいるのに、わざわざ、100万円で買おうとする買取店には愛車を売ろうとは思わないですよね?
だからこそ、1社でも多くの買取店に査定をしてもらう必要があるのです。
複数の買取店での査定は面倒?この問題をいとも簡単に解消!
ただ、1社でも多くの買取店で査定をしてもらうことが有効な方法だとわかっていても、一日に何店も買取店を回りたくないですし、交渉だって大変なので思うような結果を得ることは難しいです。
それに、時間がかかりますし、希望額を提示してもらえる保証もありません。
そこで、おすすめする方法となるのがインターネット無料一括査定です。
インターネット無料一括査定は、費用は一切かからず、一括査定に登録している大手買取店のガリバーやカーチス、ビッグモーターやカーセブンやアップルなどの有名買取店が一斉に査定をするシステムとなっているので、買取店を回る必要が一切ないのです。
申し込みは1分ほどで終了、自宅に居ながらにして大手買取店の査定額が一括でわかるようになっていますので、後は、査定額が高い買取店と本査定(車の状態を査定士が確認する立ち会い査定)をして、希望額で売れるように交渉するだけです。
査定額の最高額を提示した買取店のみとの交渉でも良いですが、できれば、本査定は1社ではなく3~5社でするのが良いです。
これは、本査定で競合店の査定額を交渉の材料にするためで、本査定で数万円の査定額アップも狙えるからです。
本査定は出張査定を希望することもできますので、出張査定であれば、一括査定の申し込みから本査定までをすべて自宅で終わらすこともできます。
まずは、愛車の査定相場をチェックするためにも一括査定で査定相場を把握して、複数の買取店と交渉するのがフォルクスワーゲンを高く売るコツです。