出典：http://toyota.jp/alphard/

重厚感あふれるボディとワンランク上の室内空間など、ハイクラスミニバンの中で圧倒的な人気を博しているアルファード。

高級車でありながら、モデルチェンジを繰り返す度に人気となるアルファードは姉妹車のヴェルファイアとともに、他社のライバル車を大きく引き離して売れ続けています。

そのアルファードも今回のフルモデルチェンジで3代目となりますが、人気の初代アルファードも10年落ちとなるモデルが中古車市場で流通し、2代目アルファードも中古車市場で徐々に流通量が増えてきました。

10年落ちとなれば走行距離が10万kmとなるモデルも増えますが、下取り価格や査定額は付くのでしょうか？

また、先代の2代目アルファードが人気とのことですが、こちらも5年落ちのモデルの下取り額と査定額を調べてみました。

アルファードのフルモデルチェンジ後の査定額は？

出典：http://www.kobetoyopet.com/alphard/

通常、フルモデルチェンジ後には現行モデルがデビューする数カ月前より値崩れが起きて、その時々の現行モデル（今で言う先代モデル）の中古車相場が一気に下降します。

それに連れて買取相場も下降しますので、人気車種でもフルモデルチェンジは大きな影響を受けることになります。

ハイブリッド車の代表とも言えるプリウスでさえも、現行4代目プリウスの登場で中古車市場が一気に下降、先代モデルの3代目プリウスが買い時となるくらい中古車市場や買取相場が影響を受けています。

アルファードもフルモデルチェンジの影響を受けて、2015年6月や7月辺りに中古車市場で底値を付けて下落するものと思われていましたが、その7月辺りから急上昇して2016年には高止まりしています。

それに連れ、買取相場も上昇中というところが、先代の2代目アルファードの現況と言えます。

アルファードは下取りは高い？気になる相場は？

新車ディーラーの下取りは、買取相場より査定額が低くなると言われています。

インターネットの情報でも、下取り額が低くて不満だったので買取店に査定を出したら数十万円の差がついたとの口コミもあり、特に、人気車種のアルファードは下取り額と買取額の差が大きい車種と言われています。

新車購入の際に引き取ってもらうことになるので、新車が来るまでに乗っていられることや、売り買いをディーラーのみで完結できるので便利と言われていますが、査定額は低くなりがちと言われています。

ここでは、実際にアルファードの下取り額を調べてみたいと思います。

10年落ちのアルファードの下取り相場は？

出典：http://www.carsensor.net/catalog/toyota/alphard/

※年式はすべて2006年式となります。

5年落ちのアルファードの下取り相場は？

出典：http://www.carsensor.net/catalog/toyota/alphard/

※年式はすべて2011年式となります。

アルファードは排気量別に人気の度合いが違う

2代目アルファードの新車販売価格では、3500CCの方が車両本体価格が高いが、下取り相場では2400CCの方が高くなっていることがわかります。

これは、高級車に多い傾向で、セダンのクラウンなどでもロイヤルサルーンの3000CCより、2500CCのアスリートの方が下取り相場や買取相場が高くなることが多いという結果となっています。

高級ミニバンであるアルファードも例外ではなく、10系アルファードの10年落ちの一部を除いては、新車価格が高い3500CCの方が下取り価格では安くなる逆転現象が顕著に現れています。

人気の高い2代目アルファードは、2400CCで2WDのモデルが下取り相場では高いようです。

アルファードの買取店の査定相場は？

下取り価格でも高額査定が期待できるアルファードは、通常、下取り価格より高くなる傾向が高い買取相場では高値がつくのでしょうか。

下取り査定との差はどれくらいあるのか？

こちらも下取り相場と同様に10年落ちの10系モデルのアルファードと、人気の高い先代である2代目20系アルファードの5年落ちのモデルとわけて説明したいと思います。

10年落ちのアルファードの買取相場は？

※年式はすべて2006年式となります。

5年落ちのアルファードの買取相場は？

※年式はすべて2006年式となります。

5年経過しても高額査定のアルファード

アルファードはリセールバリューが高く、国内ミニバンの中でも圧倒的な買取相場を付ける車としても有名で、5年落ちの2代目20系では下取り価格でさえも車両本体価格の半値は付く強気な相場が魅力的な車でもあります。

10年落ちの10系アルファードでも、状態が良ければ買取査定で100万円超えの査定額が出ることもあるようで、リセールバリューが高い車だということの証明となっているでしょう。

ですので、10年落ちの車だから値がつかないかも・・・と、諦めるのではなく、強気の交渉ができる車種だということを覚えておくと良いでしょう。

また、アルファードのようなリセールバリューが高い車は残クレ（残価クレジット）での購入には適していません。

通常、登録車の残価設定は3年プランで残価設定が60%ですから、アルファードのリセールバリューを考えると5年落ちでも半値が付いているわけですから、残クレが圧倒的に不利になるのは目に見えています。

もちろん、現行3代目のアルファードの人気にもよりますが、10年落ち10系のアルファードもしっかりと買取価格が付きますし、特に、2代目の20系アルファードは中古車市場でも高値で推移してますから、当然、買取相場も高いわけです。

このような人気車種は、残クレ利用の価値が少ない場合が多いので購入時にはしっかりと下調べしてから決定しましょう。

思わぬミスで安くなってしまうアルファード

出典：http://www.carsensor.net/catalog/toyota/alphard_hybrid/F002/M001G014/

リセールバリューが高く下取りでも高い相場を保っているアルファード。

さらに、高価買取が魅力の車買取店では、高額査定が当然に出るような常態で、アルファードの人気の高さが証明されているような査定結果がたくさん出ています。

ですが、そんなアルファードでも、きちんとした順番で査定を行わないと安く買われてしまう場合もあります。

これだけ高い査定相場を保っているアルファードでも、買取店は少しでも安く購入して利益を伸ばすことを考えてきますので、闇雲に査定に行っても安く買われてしまうのがオチです。

ただ、元々、高額査定が可能なアルファードを、さらに高値で売る方法もあるのです。

では、アルファードをさらに高く売るには、どのような手順で売却するのが良いのでしょうか？

アルファードをさらに高値で売る方法

人気のアルファードですが、初代10系アルファードは年数からして10万kmを越す走行距離となる車もあると思います。

日本では、10万kmを境に買取相場が一気に下落しますから、この点はアルファードも例外ではないです。

例え、人気の高い2代目20系アルファードでも、過走行となる10万km突破では高額査定は難しいと言わざるを得ないでしょう。

ただし、10年落ちであっても、10万km突破でも査定額が全く付かないわけではないのがアルファードの魅力の一つ。

ただし、きちんと買い取ってもらうには正しい準備が必要です。

どうやって、さらなる高額査定を実現するのか？

アルファードの高額査定を実現するには、より、多くの買取店で査定をして、それぞれの買取店の査定相場を把握する必要があります。

なぜなら、比較対象が多ければ多いほど、後の価格交渉がしやすくなるからです。

それと、ユーザー側はそもそも車の正しい価値（査定相場）などを把握しているわけではないですから、買取店へ飛び込みで行っても、自分に都合よく交渉するのは、まず不可能です。

買取相場を知りたいと査定に行っても、売る気がないとわかると買取店もきちんとした査定額を言ってくれませんので、参考にするにも「他店で査定が終わったら、最後に当店へ来てください」と、言われて、まともに相手にされないのはわかりきっています。

アルファードの高額査定を実現するには、買取店に「高くてもいいので売ってください！」と、自ら言わせるような状況が必要なのです。

アルファードを高く売るにはこの方法

それが、インターネット無料一括査定となります。

インターネット無料一括査定は、最大手のガリバーや業界2位のビッグモーター、車買取店の評価トップのアップルや、大手買取店カーチスやカーセブンが登録する無料一括査定サイトで、これらの大手買取店が一斉に査定を行うことにより高額査定が出る仕組みとなっています。

なぜかというと、一斉に査定を出すわけですから、あなたのアルファードを欲しいと思った買取店は他店に買われるのを防ぐために、ぎりぎりの査定額を提示するしかないからです。

だから、インターネット無料一括査定は高額査定が実現するのです。

今現在、愛車を高く売るには最適な方法だといえるでしょう。

査定額が高い買取店のみと交渉可能

上記の5社に一括査定をした後、各社の査定額が一緒になることはありませんので、査定額の上位の買取店のみと交渉すればOKです。

査定額が低い買取店とは、本査定（※1）を行う必要はなく、そのような買取店と交渉する必要はありません。

（※1→　本査定とは、車を売る際に行う立ち会い査定のことで、あなたの車を査定士が直接見て修復歴がないか、車の内外装の傷や損傷の程度を確認する最終査定のことです）

ですので、本査定を行う買取店は、あなた自身で選ぶことができますので5社すべてと交渉する必要はありません。

査定額が一番高い買取店のみと交渉することも可能です。

複数の買取店と本査定を行うのが理想

ただし、前述したように、高額査定を実現するにはより多くの買取店で査定をすることが必要です。

そうしないと、価格交渉をする際に、他店の査定額を引き合いに出して交渉することができませんので、できれば3社以上と交渉するようにしましょう。

一括査定の査定相場で交渉することもできますが、中には「一括査定での査定額は参考価格ですから」と、価格交渉をかわそうとする査定士もいるようですので、アルファードで高額査定を実現したいと思っているならば対抗馬が必要ですので複数の買取店と交渉しましょう。

インターネット無料一括査定を利用した人の口コミや感想では、3～5社との交渉をする人が多いので、買取店を決める際に迷っている場合は参考にすると良いでしょう。