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出典:http://toyota.jp/estima/gallery/

天才タマゴの愛称でデビューから話題沸騰となったトヨタ・エスティマ。

ライバル車のホンダ・オデッセイとともに、デビュー当時からミニバン市場を牽引してきました。

そのエスティマがマイナーチェンジを行い人気となっていますが、乗り換えの影響などで中古車市場が不安定になるのではないかと危惧されています。

マイナーチェンジの噂が出始めた去年から中古車市場で下落となっていたエスティマですが、買取相場にも影響はあったのでしょうか?

マイナーチェンジで話題となっている、エスティマの5年落ち車両と10年落ち車両の買取相場の現在の状況を調べてみました。

エスティマの10年落ちの査定相場は?

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出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/estima/

グレードボディーカラー走行距離査定時期査定相場
エスティマ アエラス Gエディションブラック9~10万km2016年08月359,000円
エスティマ Gホワイトパール7~8万km2016年08月810,000円
エスティマ アエラスシルバー7~8万km2016年08月526,000円
エスティマ アエラスブラック10~11万km2016年08月267,000円
エスティマ アエラス Gエディションシルバー6~7万km2016年08月763,000円
エスティマ Gホワイトパール12~13万km2016年07月501,000円
エスティマ Gシルバー14~15万km2016年07月152,000円
エスティマ アエラス Sパッケージブラウン7~8万km2016年07月866,000円
エスティマ Gホワイトパール12~13万km2016年06月50,000円以下
エスティマ Xシルバー3~4万km2016年03月293,000円

10年落ちモデルの査定相場の状況は?

エスティマは元々から、エスティマを乗り継いでいくオーナーが多い車としても有名で、リセールバリューが安定していることでも知られています。

事実、デビューより販売合戦を繰り広げてきたライバル車のホンダ・オデッセイと明暗が別れる結果となっています。

大幅な変更がくわえられたフルモデルチェンジとなったオデッセイと、マイナーチェンジとなったエスティマとの違いもあるかもしれませんが、中古車市場の価格も買取相場でもだいぶ差がついてしまいました。

ただ、エスティマもライバルのオデッセイと同様、10年落ちモデルはグレードやボディーカラーで買取相場が大きく異なります。

グレードで言えば、エアロ付きのアエラスが人気車となっており、ボディーカラーではホワイトパールとブラックが人気となっているようです。

同様の走行距離で同じグレードならば、10万円以上のひらきがあるケースもあります。

ですので、10年落ちモデルでも、グレードがアエラスでボディーカラーがホワイトパールかブラックであれば、多少の走行距離のオーバーはカバーできるでしょう。

走行距離別の買取相場の変化

ライバル車のオデッセイは、走行距離範囲が0~2万kmでも買取価格が100万円に届かなかった10年落ちモデルですが、エスティマは、1年1万kmの走行距離の範囲内であれば100万円を超える買取査定は十分にありえる結果となっています。

ただ、5万kmを境に走行距離が伸びれば伸びるほど買取相場も大きく下落していきます。

前述しましたが、グレードでも買取相場の差が出ますので注意が必要です。

人気のアエラスやエスティマGでも買取価格にひらきがありますので、ベースグレードに近いエスティマXなどの場合でも、人気の高いアエラスなどのグレードでも、一括査定を利用して買取店同士を競合させるようにすると高額査定を実現できる可能性が高くなります。

走行距離買取相場の平均額
走行距離範囲:0~2万km平均額:118万円
走行距離範囲:2~4万km平均額:110万円
走行距離範囲:4~6万km平均額:95万円
走行距離範囲:6~8万km平均額:82万円
走行距離範囲:8~10万km平均額:68万円
走行距離範囲:10~12万km平均額:50万円
走行距離範囲:12万kmオーバー平均額:39万円

10年落ちエスティマの査定事例

グレード:エスティマアエラス

グレードボディーカラー走行距離査定額の差
エスティマアエラスシルバー4~5万km220,000円
A店B店C店D店E店下取り額
650,000円770,000円提示なし720,000円755,000円550,000円

人気グレードのエスティマアエラスの買取事例です。

人気のエスティマアエラスなのですが修復歴がある車両だったので、走行距離別の買取相場より安くなっています。

新しいエスティマへの乗り換えを検討しているとのことで、修復歴があることを前提で新車ディーラーも高めの査定を出したと言っていたようですが、やはり、今回も買取店の買取相場と新車ディーラーの下取り相場に大きな差がでています

修復歴があるとのことで買取店も1社だけ査定が出なかったのですが、他の4店で買取相場が提示された結果、買取店同士でも10万円ほどの差が付いているから驚きです。

A店のみで査定していたら10万円も損をしていたことになります。

高く売れることが多い買取店ですが買取店も1社だけで決めるのではなく、一括査定で複数の買取店の買取相場を知ることが、このようなリスクを防ぐためにも有効となります。

5年落ちのエスティマの査定相場は?

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出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/estima/F003/M004G031/

グレードボディーカラー走行距離査定時期査定相場
エスティマ Xホワイトパール3~4万km2016年08月1,121,000円
エスティマ アエラス Gエディションブラック3~4万km2016年08月1,656,000円
エスティマ アエラス Gエディションブラック4~5万km2016年08月1,623,000円
エスティマ アエラス Gエディションホワイトパール9~10万km2016年07月923,000円
エスティマ Xホワイトパール3~4万km2016年06月953,000円
エスティマ アエラス Gエディションホワイトパール4~5万km2016年06月1,618,000円
エスティマ アエラスブラック8~9万km2016年05月1,495,000円
エスティマ アエラスホワイトパール9~10万km2016年05月1,074,000円
エスティマ アエラス Gエディションホワイトパール2~3万km2016年04月1,959,000円
エスティマ アエラス Gエディションブラック3~4万km2016年03月1,715,000円

5年落ちモデルの査定相場は?

10万kmオーバーの過走行のものでも、未だに100万円以上の買取相場が付いている5年落ちのエスティマ。

今現在、中古車市場は下降中ですが下降の仕方が緩やかですので、比較的安定している状況です。

ですが、今回のマイナーチェンジンはビッグマイナーチェンジと言われるものだったために、これから、徐々に中古車市場に影響をもたらすことになると思います。

今回のマイナーチェンジの影響でエスティマの5年落ちモデルは、買取相場も下がっていくことが予想されます。

これから、中古車の購入を検討している人には良いかもしれません。

走行距離別の買取相場の変化

エスティマは海外でも左ハンドル仕様が販売されていたこともあるので、海外でも人気がないわけではないですが、日本国内の右ハンドル仕様は海外需要は大きくありません。

海外マーケットに向けて輸出される車は日本で10万km走行した車でも、海外に行けば20万kmでも30万kmでも乗られますので過走行車でも高値が付くのですが、エスティマはそのような需要は少ない車です。

ですので、走行距離が多いものは日本では嫌われますので買取相場にダイレクトに影響します。

ハイエースのように海外需要が多い車種だと買取相場も高値で推移しますが、エスティマのような中古車でも国内市場がメインの車は、走行距離の影響を受けやすくなります。

これから、マイナーチェンジの影響がだんだん出てくると思われるエスティマは、今は買取相場が安定しているように思えますが、これから徐々に下がっていくと言われています

このような理由により、過走行気味の車の場合は早めに売るのも一考かもしれません。

今なら、一括査定を利用すれば高額査定も期待できる状況だと思います。

走行距離買取相場の平均額
走行距離範囲:0~2万km平均額:198万円
走行距離範囲:2~4万km平均額:181万円
走行距離範囲:4~6万km平均額:169万円
走行距離範囲:6~8万km平均額:155万円
走行距離範囲:8~10万km平均額:140万円
走行距離範囲:10~12万km平均額:133万円
走行距離範囲:12万kmオーバー平均額:126万円

5年落ちエスティマの査定事例

グレード:エスティマアエラス Gエディション

グレードボディーカラー走行距離査定額の差
エスティマ アエラス Gエディションブラック4~5万km123,000円
A店B店C店D店E店下取り額
1,600,000円1,547,000円1,623,000円1,580,000円1,600,000円1,500,000円

何度も言うようですが、エスティマは徐々にマイナーチェンジ(ビッグマイナーチェンジ)の影響が出だします。

中古車市場も、2015年の後半より緩やかに下降しており、ピークの10~11月頃から10~15万円くらいの下落幅となっています。

今は、これくらいの下落で済んでいますが、モデルチェンジの影響が出だすと下降するスピードが早くなります。

それと、モデルチェンジからしばらく経ち、値引きなどの交渉ができる時期になると新型が出る度に乗り換える層が一定数います。

このような層の買い替え需要がピークを迎える前に、このような状況を織り込むように買取相場は崩れるので、その時に気付いてもだいぶ安くなっていた、なんて状況も多々ありますので注意が必要です。

これから、エスティマは買い手市場となっていくので、一括査定などをうまく使わないと納得のいく査定相場で売却することが難しくなります。

一括査定で、複数の買取店の査定相場を把握して、複数の買取店で価格交渉するのがよいでしょう。