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出典:http://toyota.jp/vitz/gallery/

ハイブリッド車専用のアクアに押されていますが、ヴィッツもコンパクトカー市場では上位にランクインするトヨタの人気車種です。

販売当初は、ホンダ・フィットや日産・マーチやマツダ・デミオと販売合戦を繰り広げた人気のコンパクトカーで、他社製コンパクトカーより一歩リードしていたのがヴィッツです。

そんなヴィッツも2010年に3代目のフルモデルチェンジを経て、6年近くモデルチェンジしないまま現在を迎えています。

フルモデルチェンジから6年の時間が経過しているので、中古車市場でも価格は安定していると言われているヴィッツの買取相場はどうなっているのでしょうか?

5年落ちモデルと10年落ちモデルのヴィッツの買取相場を調べました。

10年落ちのヴィッツの査定相場は?

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出典:http://www.carsensorlab.net/kakaku/toyota/vitz/

グレードボディーカラー走行距離査定時期査定相場
ヴィッツ Uブラック5〜6万km2016年09月172,000円
ヴィッツ Fシルバー5〜6万km2016年07月50,000円以下
ヴィッツ Fグレー7〜8万km2016年07月50,000円以下
ヴィッツ Fレッド8〜9万km2016年05月50,000円以下
ヴィッツ F アドバンスドエディショングリーン2〜3万km2016年02月193,000円
ヴィッツ Uブラウン6〜7万km2016年02月166,000円
ヴィッツ RSブラック7〜8万km2016年02月231,000円
ヴィッツ Fブラック6〜7万km2016年02月164,000円
ヴィッツ Fシルバー7〜8万km2016年02月110,000円
ヴィッツ RSブルー7〜8万km2016年01月234,000円

高グレードのRSや低走行車が高値

海外輸出でも人気のヴィッツは、当時の人気状況もあってか、10年落ちモデルでも値段がつかないということは少ないようです。

特に、ヴィッツRSは高い人気があり、その中でもマニュアル車に希少価値があると言われていますので、ヴィッツRSのマニュアル車は走行距離が多くても買取に有利だといえるでしょう。

10年落ちのモデルでは10万kmの走行距離でも平均値となるので距離が多くなるのは当然ですが、やはり、過走行車は値段がつきにくく、ベースモデルに近いようなタイプは買取相場が安めになっています。

ただ、コンパクトカーの火付け役でもある車種ですので、一括査定を利用するなどして、より多くの買取店での査定額を比較するようにすれば、まったく査定額が付かないということもないでしょう。

ですが、買取相場も調べずに買取店へ持ち込むと買取額が付かずに廃車となる場合もあります。

走行距離別の買取相場の変化

走行距離別に見たデータでは、買取相場の平均額が10万kmを超えた辺りから10万円を切ってきます。

人気のコンパクトカーであるヴィッツも、やはり、10万km超の走行距離のものは大きく買取相場が下がります

ただ、これらの数値はあくまでも全グレードベースの数値ですので、ヴィッツRSなどの人気グレードや特別仕様車はこの限りではありません。

そのようなグレードは、多少、走行距離が多くても買取相場が高くなる傾向があります。

走行距離買取相場の平均額
走行距離範囲:0~2万km平均額:22万円
走行距離範囲:2~4万km平均額:19万円
走行距離範囲:4~6万km平均額:15万円
走行距離範囲:6~8万km平均額:13万円
走行距離範囲:8~10万km平均額:10万円
走行距離範囲:10~12万km平均額:8万円
走行距離範囲:12万kmオーバー平均額:5万円以下

5年落ちのヴィッツの査定相場は?

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出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/vitz/

グレードボディーカラー走行距離査定時期査定相場
ヴィッツ Fグリーン7〜8万km2016年07月140,000円
ヴィッツ F リミテッド2パープル3〜4万km2016年07月50,000円以下
ヴィッツ RSホワイト7〜8万km2016年06月472,000円
ヴィッツ Fグレー2〜3万km2016年06月714,000円
ヴィッツ ジュエラピンク1〜2万km2016年06月660,000円
ヴィッツ Fグレー7〜8万km2016年06月150,000円
ヴィッツ Uブラック3〜4万km2016年05月435,000円
ヴィッツ RSホワイト1〜2万km2016年04月732,000円
ヴィッツ ジュエラブラック1〜2万km2016年02月589,000円
ヴィッツ Uシルバー2〜3万km2016年01月497,000円

5万km未満では低グレードでも可

2代目ヴィッツとなる5年落ちモデルは、ちょうど、2度めの車検の時期となり買い換え需要が起きやすく、中古車市場でも球数が豊富になっています。

ですが、過走行車は買取相場が崩れており、1年1万kmの基準から考えても5万km突破となると高額査定が難しいケースも多くなっています。

その半面、初代ヴィッツではベースモデルなどの低グレードの買取相場が安くなリ易い傾向がありましたが、2代目のモデルでは過走行車でなければベースモデルに近いものでも査定がしっかり付きます

この辺りが、さすがは人気車のヴィッツといえるところでしょう。

走行距離別の買取相場の変化

概ね、5万kmを境に買取額が大きく変化する傾向があると思って良いようです。

ですので、1年1万kmの基準をオーバーして、7万km、8万km、9万km、10万km・・・と、走行距離が伸びるほど査定額は素直に安くなっていきます。

中古車市場でも人気のヴィッツですから、このモデルでしたら値段が付かないことはないと思いますが、修復歴や過走行車は買取相場が安くなりがちなので注意してください。

以下に、5年落ちヴィッツの走行距離別の買取相場の平均額を表にしましたので、買取査定の際の参考にしてください。

走行距離買取相場の平均額
走行距離範囲:0~2万km平均額:66万円
走行距離範囲:2~4万km平均額:61万円
走行距離範囲:4~6万km平均額:55万円
走行距離範囲:6~8万km平均額:49万円
走行距離範囲:8~10万km平均額:44万円
走行距離範囲:10~12万km平均額:38万円
走行距離範囲:12万kmオーバー平均額:31万円

買取相場の平均額より高く売るには?

中古車には同じ車は1台たりともありませんが、走行距離やボディーカラーが似通っている車はたくさんあります。

このような車は、当然ですが同じような価格で売れると思いますよね?

それが、そうはならないのが車買取りの真実なんです。

上記のヴィッツの表もそうですが、買取相場の”平均額”ですから、その価格より高く売れている人もいれば、安く買われてしまう人もいるのです。

この違いは、たった1つ。

自分の車の価値(査定額)を知っていたかどうかのみ、たった、これだけです。

逆に言えば、自分の車の価値(査定額)を知らないことで、時には、数十万円の買取額の差で安く買われてしまう場合があります。

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なぜなら、買取店は他店の査定額と比較されることが一番辛い状況だからです。

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まずは、あなたの愛車の査定額を知ることから、それが、納得の価格で売る唯一の方法です。