kojinbaibai-syorui

車の売買方法として個人売買が人気となっています。

そのシェアは、車売買の1割を占めるとも言われておりネットオークションでの個人売買も盛んに行われている現状があります。

売り手は少しでも高く、買い手は少しでも安く購入できることが人気の秘密でもありますが、その車の個人売買を行う際はどのような書類が必要なのでしょうか。

売り手と買い手が用意する必要書類も違ってきますので、このあたりも確認できるようにしました。

個人売買での必要書類

308a3c33a2c5ae68c851be45be0ef71b_s

さきほども説明しましたが、車の個人売買で必要な書類は売り手と買い手では異なります。

売り手には売り手の、買い手には買い手の必要書類がありますので滞りなく契約が進むように不備なく準備するようにしましょう。

車の個人売買 売り手が用意する必要書類

買取店へ持ち込んでも売れない車や査定額がつかないような車でも少しでも高く買いたいと思うのは売り手の素直な気持ちでもありますが、個人売買を行う場合は必要書類を不備なく揃えることが前提となります。

車検証

車検証は通常、車に入れたままであることが多いと思いますので特別に用意する書類ではないですが、これがなくては個人売買は成立しませんので忘れないように用意しておきましょう。

自賠責保険証

強制保険と呼ばれる自賠責保険の保険証です。

車検証と一緒に保管していることが多いと思いますが、忘れないように用意しましょう。

委任状

車を売買した後は名義変更をする必要があります。

この場合は、通常、買い手が名義変更を行うので委任状が必要となります。

譲渡証明書

譲渡証明書とは、どの日付で誰に譲渡が行われたかを記した書面で、売買や譲渡で自動車の所有者が変わったことを証明する書類です。

個人売買の場合、後々のトラブルを起こさないためにも重要な書類となります。

実印

各書類に実印を押印する箇所があるので、そのために必要となります。

印鑑証明書

印鑑証明書は実印とセットになります。

車の個人売買では委任状や譲渡証明書などに実印を押印しますので、その際に必要となります。

発行日から3ヶ月以内のものが有効です。

納税証明書

自動車税の納税証明書です。

あなたがきちんと納税している証拠となりますので必ず必要な書類となります。

預託証明書

通称、自動車リサイクル券と言われている書類で自動車リサイクル法によって定められたリサイクル料が正しく納められているかどうかを証明する書類です。

車の個人売買 買い手が用意する必要書類

レアな車であったり希少車が欲しい場合など、このようなケースでもネットオークションでの取り引きが人気のようです。

また、中古車販売店より安く購入できる可能性が高いと言われているのも個人売買のメリットのようです。

車庫証明書

購入した車を駐車しておけるスペース、いわゆる車庫があることを証明するための書類で、個人売買を行う場合には必要な書類となります。

発行日から1ヶ月以内のものが有効。

実印

売り手が用意した書類に、あなたが押印する欄がありますので実印が必要となります。

委任状などに押印します。

印鑑証明書

実印を使用する書類を作成する場合に印鑑証明書はセットとなりますので、車の個人売買には必ず必要なものとなります。

発行から3ヶ月以内のものが有効です。

個人売買のメリット、デメリットやリスクは?

3ab4c4c5d2fcd744d0200f2985e1a7f3_s

売り手は高く売れる買い手は安く買えるという、一見、双方にメリットのある個人売買ですがデメリットやリスクはないのでしょうか?

個人売買にはトラブルもあると言われていますが、そのあたりはどうなのでしょうか?

売買契約はどのような形態でもメリットもあればデメリットやリスクもありますので、不測の事態に対応できるようにデメリットやリスクも把握しておく必要がありますし、事故防衛策も準備しておくべきです。

原則は現状渡しなので買い手は現車を確認する!

個人売買は現状渡しが基本ですので、買い手はなるべくならば現車を確認しておくべきです。

エンジンやミッションなどに不具合があると修理費が高額になるケースも多く、折角安く購入できても結果的に高くつくこともありますから、そのようなことになれば個人売買の安く買えるというメリットが一転して最悪の事態を引き起こす場合もあります。

車の状態を事前に確認した上で購入することがトラブルを減らすことにもつながります。

名義変更は必須!売り手は買い手に徹底を!

個人売買での契約後のトラブルで最も多い事象の一つに名義変更があります。

名義変更のトラブルは本当に多く、個人売買では軽視されがちです。

名義変更をしなくても車を運転することは可能ですから買い手が面倒だと思い先延ばしにしてしまうことが原因であることが多いようです。

ですが、名義変更が行われていないと自動車税の支払い通知が売り手に届くようになりますので、必ずトラブルになります。

売り手は買い手に対して名義変更は徹底するようにしないと思わぬトラブルに巻き込まれるので注意が必要です。

私も2度、車の個人売買の経験がありますがいずれのケースでも名義変更の手続が約束より遅れました。

車の売買 トラブルを極力回避するには?

車の個人売買は高く売りたい売り手と安く買いたい買い手のメリットもある反面、車の状態の認識の違いや傷の有無などでの契約後のトラブルも多いです。

くわえて、名義変更を行わないなど売り手が書類を用意して滞りなく売買を進めても買い手が基本的な手続きを怠りトラブルを起こすケースもあります。

このようなトラブルに巻き込まれることなくスムーズな車の売買を行うにはどうしたら良いのでしょうか。

車の売買はトラブルが起きると大変!

もし仮に、個人売買で買取査定を受けられないような車を売却できたとしても、名義変更がされていなかったりしてトラブルになることがあるのは説明しました。

名義変更は軽視されがちですが、自動車税以外にも長期の駐車違反などで駐車代金や違約金の請求がきたケースもあったり、買い手が名義変更の手続きを軽視した結果、思いもよらないトラブルに巻き込まれた事案もあります。

個人売買は確かにメリットもありますが、名義変更がなされない車の売買など、買取店に売却した場合は考えられないことでもある基本的なことです。

このようなデメリットやリクスも個人売買には付きものだということも認識しておくべきでしょう。

車の売買トラブルを避けてスムーズに売却する方法

現在、車の売買でトラブルを避けるためにはインターネットでの無料一括査定がベストな方法です。

これは、多くの買取店に一括で査定をしてもらうことにより競争が起きるので、必然的に買取店も高額査定を出すケースが多いですし、買取店は早く買い取りたいので名義変更等の手続きもスムーズに行います。

買取店は購入した車をいち早く現金化することが理想なので手続きも早く済ませる必要があるからです。

事故車や修復歴、多走行車や低年式でも売れた!

個人売買を利用して車を売却する方は、愛車の価値に自信が持てないケースが多いです。

多走行や低年式の車は買取りできないケースも多く査定額を出せないこともあります。

特に、事故車や修復歴車がある車は買い手に敬遠されるので、事前に承諾の上、オークションなどで買い手に売却することが多いようです。

ですが、多走行車や低年式車、事故車や修復歴がある車でも買取査定を受けることはできますし、考えてもいなかった査定額が付くケースもあります。

あなたの車の正しい価値を知るためにも、無料一括査定はベストな方法です。