出典:http://www.suzuki.co.jp/car/wagonr/styling/
トールワゴン軽自動車の先駆けとなるスズキ・ワゴンR。
デビュー当時より、ダイハツ・ムーヴとの熾烈なバトルを繰り広げて社会現象まで起こした、誰もが知っている有名な車でもあります。
そのワゴンRも5代目となり、中古車市場にも10年落ちの車が溢れかえるほど供給量が多い車となりました。
ほぼ横ばいの状態ながら下落傾向のある中古車市場のワゴンRの価格ですが、人気車種だけに査定相場が気になるところです。
果たして、人気のトールワゴン、スズキ・ワゴンRは10年落ちでも査定相場が付くのか?調べてみました。
目次
5代目のデビューから4年が経過したワゴンR
人気のワゴンRも、現行5代目がデビューしてから4年が経過しようとしています。
2015年の販売台数でも、年間で10万台を超えるヒットセラーとなりランキング上位は不動のものとなっています。
社会現象を起こした初代ワゴンRのデビューから、2代目3代目4代目と経て5代目のデビューとなるまで、都度、安定的な販売台数を記録してきたワゴンRは、中古車市場でも球数が豊富な車種としても有名です。
その人気のワゴンRですが、リセールバリューが高そうな印象がありますが、10年落ちのような多走行の中古車も買い取ってもらえるのか。
人気の車種だけに需要はありそうですが・・・その辺りを調べてまとめました。
10年落ちのワゴンRの査定相場は?
出典:http://www.carsensor.net/catalog/suzuki/wagon_r/F003/M001G011/
人気のワゴンRも、10年落ちの車となると先々代の3代目ワゴンRとなります。
この世代のワゴンRは、1年1万kmの標準走行距離から換算すると10万km超の車も出てくるタイミングとなります。
10万km超の車は下落傾向が激しいことが特徴となり、人気が高いワゴンRも例外ではありませんので、走行距離別にわけてまとめたいと思います。
走行距離10万km超
※年式はすべて2006年式となります。
グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|
ワゴンR FT-Sリミテッド | ブラック | 12〜13万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX-Sリミテッド 4WD | ブラック | 10〜11万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
ワゴンR | シルバー | 12〜13万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX | ホワイト | 10〜11万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX | ブラック | 12〜13万km | 2016年06月 | 74,000円 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | パープル | 10〜11万km | 2016年05月 | 79,000円 |
ワゴンR FX-Sリミテッド 4WD | ブラック | 10〜11万km | 2016年05月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | ホワイトパール | 15〜16万km | 2016年05月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX | シルバー | 11〜12万km | 2016年05月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | シルバー | 25〜26万km | 2016年04月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | パープル | 11〜12万km | 2016年04月 | 50,000円以下 |
10万km超のワゴンRはかろうじて買取りできる
上記の表を見ると人気のワゴンRでは、10万km超でも査定相場は付くことがわかります。
ですが、本来は廃車濃厚となるケースですので、例えば、買取店の店舗販売車を購入する代わりに下取りとして価格をつけたケースや、オプションが多い場合など、何かしら付加価値が付いていたかもしれませんので、必ず査定相場が付くかどうかとうのは不確かだと言わざるを得ません。
人気のワゴンRであっても、10年10万kmというのは査定相場が付かないケースもありそうですので注意が必要です。
走行距離5万km超、10万km未満
※年式はすべて2006年式となります。
グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|
ワゴンR FX-Sリミテッド | ホワイトパール | 6〜7万km | 2016年08月 | 245,000円 |
ワゴンR FT-Sリミテッド | シルバー | 5〜6万km | 2016年08月 | 93,000円 |
ワゴンR FX | グレー | 7〜8万km | 2016年08月 | 50,000円以下 |
ワゴンR | シルバー | 5〜6万km | 2016年07月 | 171,000円 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | ブラック | 8〜9万km | 2016年07月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | シルバー | 8〜9万km | 2016年07月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX | ピンク | 9〜10万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FT | ブルー | 7〜8万km | 2016年06月 | 64,000円 |
ワゴンR FX 4WD | ホワイトパール | 8〜9万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FT-Sリミテッド | ブラック | 8〜9万km | 2016年06月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX 4WD | ホワイト | 6〜7万km | 2016年05月 | 388,000円 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | シルバー | 6〜7万km | 2016年05月 | 90,000円 |
ワゴンR FT | ブルー | 8〜9万km | 2016年05月 | 109,000円 |
ワゴンR FX | グリーン | 5〜6万km | 2016年05月 | 50,000円以下 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | シルバー | 7〜8万km | 2016年04月 | 72,000円 |
十分に査定相場は付くが・・・
走行距離が5万km超10万km未満であっても査定相場スムーズに付くのは、低走行距離の車が圧倒的に有利という結果となりました。
ワゴンRにも人気色のホワイトパールやブラックがあるのですが、ボディーカラーよりも走行距離の方が重要視されていて、より、走行距離が少ないものが好んで選ばられるという結果に。
ただ、グレードによる査定相場のバラつきもあり、人気のグレードはリミテッド系の装備が充実しているもので、且つ、走行距離が少ないものが人気です。
ですが、走行距離が5〜6万kmのケースでも査定相場が5万円以下のケースもあるし、走行距離8〜9万kmでも査定相場が10万円を超えている場合もあり、このような高額査定を実現したケースでは一括査定を利用して買取店に高額査定を引き出す工夫をしているような上手な売り方ができたケースでないと難しいでしょう。
やはり、多走行車になればなる程、売り方を正しく行わないと安く買われてしまうことが多いようです。
走行距離5万km未満
※年式はすべて2006年式となります。
グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|
ワゴンR FT-Sリミテッド | シルバー | 2〜3万km | 2016年07月 | 118,000円 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | ブラック | 4〜5万km | 2016年06月 | 119,000円 |
ワゴンR FT-Sリミテッド | シルバー | 3〜4万km | 2016年06月 | 125,000円 |
ワゴンR FX-Sリミテッド | ブラック | 3〜4万km | 2016年08月 | 297,000円 |
ワゴンR | ホワイト | 1〜2万km | 2016年05月 | 200,000円 |
2代前のワゴンRでも高額査定!
ワゴンRは10年落ちとなると2代前のタイプとなります。
この走行距離のものとなると球数が圧倒的に少なくなりますが、やはり、多走行の10万kmあたりのワゴンRと比較すると査定相場がかなり高くなります。
10万円の査定相場は当然で、中には20万円の査定相場が付くこともあります。
ただ、走行距離は少ないと言っても10年落ちの車ですから、現行5代目ワゴンRとは性能も大きな差がありますし燃費性能も圧倒的に低いです。
元々、燃費性能が良い軽自動車でも2代の差があれば性能の差は歴然です。
買取査定を受ける際は、買取店は安く買うために10年落ちの車の不利さを強調してくると思いますが、上記の表のように走行距離が少なければ20万円を突破する高額査定も可能です。
ですから、10年落ちだからと諦めるのではなく、買取店から「売ってください」と言われるような状況を作るようにして、一括査定を利用するなどして買取店に競合させるようにすると高額査定を実現する可能性が高くなります。
人気車だが供給過多の場合はこう売る
出典:http://www.carsensor.net/catalog/suzuki/wagon_r/F003/M002G016/
ワゴンRのような人気車は、モデルチェンジを繰り返す度にコンスタントに新車が売れるため、特に、フルモデルチェンジを行った際には乗り換え需要が起こりやすいので先代モデルが中古車市場に一斉に溢れ出します。
人気の高いワゴンRは高く売れるような気がしますが、このような供給過多になりやすい車はタイミングによっては査定相場が急降下することが多いです。
中古車市場は需要と供給のバランスで成り立ちますから、フルモデルチェンジの予測がたつと徐々に値崩れを起こして、その値崩れが査定相場にも影響するようになります。
だからこそ、正しい売り方をしないと安く買われてしまうのです。
では、このような損失を防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?
ワゴンRを最も高く売る方法とは?
ワゴンRのような新車需要があり人気車なのに、中古車市場で供給過多になりやすい車を高く売るにはコツがあります。
それは、できるだけ多くの買取店に査定相場を提示させることです。
ですが、買取店もそのあたりの事情は把握していますから、当て馬にされて相見積もりをとられることを警戒していますし、買取店で査定を受けるにしても冷やかしだとわかるとまともに査定相場を提示しないです。
「他店での査定が出たら、最後に当社へお越しください」と言って、後回しにされることが容易に想像できます。
では、あなたの愛車の査定相場を正しく把握して、交渉を有利にする方法はないのでしょうか?
それが、インターネット無料一括査定です。
高額査定を実現するには順番がある
インターネット無料一括査定は、登録している大手買取店が一斉に査定を出すシステムとなっています。
登録店は最大手のガリバーやアップルやカーセブン、ビッグモーターやカーチスなどの大手買取店なので安心です。
これらの大手買取店の一括査定を無料で利用できるのがインターネット無料一括査定となります。
申し込みは1分以内で済むようになっているので時間はかかりません。
高額査定を実現するには、まずは、インターネット無料一括査定で大手買取店各社の査定相場を知ることから始まります。
高額査定を提示した買取店のみと交渉できる
大手買取店各社の査定相場が提示されたら、査定相場の上位の買取店と本査定をします。
本査定とは、あなたの車を査定士が直接確認して、車の内外装の傷や劣化具合のチェックや修復歴の有無を確認します。
この立ち会い査定が済んだら、正式な査定相場が提示されるようになっていますので、一括査定の相場が安い買取店とは交渉する必要はないので本査定を申し込む際に断れば、その買取店の査定士とは会う必要はありません。
ただ、一括査定の魅力は複数の買取店の査定相場を知ることができることで、より有利に交渉できることが武器となるわけですから、本査定は最低でも3社位は交渉するようにすると良いでしょう。
各買取店の査定額は異なっているので、他社の買取相場を引き合いに出して交渉することができます。
本査定で査定相場が逆転することもありますので、複数の買取店と交渉することができれば、査定相場がアップして高額査定に繋がる可能性が高くなります。
現在では、愛車を高く売る方法としてインターネット無料一括査定が、最も最適な方法と言えるでしょう。