車の買い替え時に同じナンバーは使える？好きな番号を付けたい場合

愛車を手放す際の買取査定時に、愛車に付いているナンバーを新しい車で再度使いたいと思う方もいると思います。

今まで乗ってきた車のナンバーは出掛けた時に駐車場に停めた際にも、車を見つけるのに便利だったりするので、できれば同じナンバーを使いたいというニーズもあるようです。

このような場合にナンバーの再利用は認められるのか、それとも、変えなくてはならないのでしょうか？

好きな番号のナンバーを付けたい場合の希望ナンバー制と合わせて調べました。

車の買取査定でナンバーを引き継ぐことは可能？

長らく乗り続けてきた車も処分する時が来ますが、その時に気になることの一つが今まで付いていたナンバーではないでしょうか。

ナンバーは自分の車であることを識別するために認識している数字ですから、できれば同じ数字のナンバーを付けたいですよね？

ですが、結論から申し上げますと買取査定に出すなどして処分した場合、同じ数字のナンバーを引き継ぐことはできません。

同じナンバーを付けたいのであれば引き継ぎはできないので、あらたに希望ナンバーとして申請する必要があります。

そうすると、今まで使ってきたナンバーの行方が気になりますが、原則、登録抹消となりますので個人情報などの観点でも心配はないようです。

それこそ、自宅の住所や携帯電話や固定電話の番号、誕生日などの情報でも流出することもありますし心配な点もありますが、これらのナンバーに関する個人情報というのは警察関係などの一部にしか把握されないものですから、ナンバーを元に個人情報が流出する心配はないでしょう。

このように、ナンバーを引き継ぐことはできませんので、前述しましたが同じ組み合わせの数字のナンバーを付けたい場合は希望ナンバーの申請をする必要があります。

希望ナンバー制とは、自分の好きな番号で車のナンバーの申請を行うことです。

ちなみに、希望できる数字の組み合わせは４桁のアラビア文字のみで上の数字やひらがな文字は指定することはできません。

それと、必ず申請した数字のナンバーを取得できるわけではないので、その点は前もって理解しておく必要があります。

これらの数字は、一般の手続きで取得できない数字の組み合わせであり、取得するには抽選をした後に当選で取得できる権利を得てから手続きする形となりますので、誰でも取得できる数字ではないのが注意点です。

前の車のナンバーの数字の組み合わせがこれらの数字と重ならない組み合わせであれば取得することは難しくはないと思いますが、希望ナンバー制は多くのニーズがありますから、なるべく早めに申請したほうが良いでしょう。

通常、車のナンバーが変わる時は車の買い替えの時ですので、新車の購入時にディーラーの営業マンにお願いすれば希望ナンバーを取得することができます。

ですが、この場合でも希望ナンバー制で人気が殺到する数字の組み合わせは営業マンから取得できなかも知れないと言われることもあるので注意が必要です。

このように車の買い替え時には自分で申請する必要はないのですが、車のナンバーを途中で変更したい場合は自分自身で手続きをして申請する必要があります。

前述した車買い替え時に営業マンに代行してもらって希望ナンバーを取得する方法とは別に、自分で陸運局へ出向き申請をすることもできます（その際に、車検証か車検証の写しが必要です）。

その場合は、陸運局に行った際に事前に希望ナンバーを予約して手数料（都道府県によって異なる場合もある）を支払い、必要書類（数枚）に必要事項を記入してナンバーが交付される日に陸運局に取りに行き現地でナンバー交換をします。

この他にもインターネットでも希望ナンバーの申請をすることが可能で、今現在では最も便利な申請方法となります。

インターネットで希望ナンバーを申請する場合は、希望ナンバー申し込みサービスから順を追って必要事項を記入して、登録したメールアドレスに来た案内に添って、指定された口座に希望ナンバーの手続きに必要な代金を振り込みします。

その後、受渡日などの詳しいメールが来ますので、受渡日に陸運局に取りに行って現地でナンバー交換します。

同じナンバーの継続使用に関するまとめとなりますが、買取店に買い取りに出したりして処分した車とまったく同じナンバーを継続使用することはできません。

ですので、同じナンバー（４桁のアラビア数字のみ、上の３桁の数字やひらがな文字は希望することはできません）を使用したい場合は希望ナンバーで申請する他ありません。

申請方法は、車買い替え時に営業マンに希望ナンバーを伝えて取得代行してもらう方法が最も一般的ですが、自分で変更することも可能であり、その場合は陸運局に申請しにいく方法とインターネットで申請する方法があります。

希望ナンバーが手元に届くまでの期間は陸運局に申請しに行った方が早いので、希望ナンバーをいち早く手に入れたい人は陸運局での申請を、自宅で申請できる便利さを優先する人はインターネットでの申請を選ぶと良いでしょう。