出典:http://toyota.jp/crownroyal/
トヨタのフラッグシップカーであり、日本を代表する高級セダンであるクラウン。
初代販売当初から60年以上の歴史があり、まさに、日本を代表する車でもあります。
クラウンを乗り継いでいくオーナーも多く、いつかはクラウンの有名なセリフどおりの乗りたい車の代名詞でもあり、若い層にも人気の車でもあります。
2012年から14代目クラウンがデビュー、フルモデルチェンジを経ましたが、人気のクラウンの査定相場には影響があるのでしょうか?
10年落ちとなったものの人気のゼロクラウンや、先代のS20型クラウンの5年落ちの査定相場をチェック、現在のクラウンの査定相場の推移を調べました。
目次
現行14代目クラウンの登場が影響
2015年のセダン販売ランキングでは、2位を大きく引き離す販売台数を記録、圧倒的な人気を博している現行14代目クラウンのデビューから3年以上が経ちますが、人気のゼロクラウンや先代のS20型クラウンの中古車相場は下落しています。
中古車情報誌の査定相場の推移では、クラウンロイヤル系でもクラウンアスリート系でも20万円を越す価格の下落を記録しており、買い時となっている時期でもあります。
そのクラウンの査定相場を5年落ちと10年落ちで調べてみたいと思います。
10年落ちのクラウンの査定相場は?
日本では、車の走行距離の基準として1年1万kmと言われています。
10年落ちのクラウンでは、10万km近くの車も多くなってくる傾向があるので、人気のクラウンといっても走行距離が査定相場にダイレクトに影響してくる時期でもあります。
ボディーカラーはホワイトパールが人気色となり、次いで、ブラックが人気のボディーカラーとなります。
無難な色としてシルバーも多いですが、中古車市場では若年層もクラウンを購入するという影響からシルバーは不人気色と言われています。
※クラウンの査定相場を見る時にロイヤルサルーンとアスリートは若干違ってくるので、2つをわけて説明します。
クラウンロイヤルサルーン
出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/crown_roy/
グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|
クラウン ロイヤルサルーン | シルバー | 9~10万km | 2016年08月 | 64,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン 60thスペシャルエディション | ホワイトパール | 12~13万km | 2016年08月 | 418,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン G | シルバー | 10~11万km | 2016年07月 | 151,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン | ブラック | 13~14万km | 2016年06月 | 226,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン | ホワイトパール | 7~8万km | 2016年06月 | 517,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン 60thスペシャルエディション | ブラック | 6~7万km | 2016年06月 | 327,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン | ホワイトパール | 1~2万km | 2016年04月 | 886,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン | ホワイトパール | 6~7万km | 2016年06月 | 367,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン | ブラック | 1~2万km | 2016年06月 | 709,000円 |
クラウンアスリート
出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/crown_athlete/
グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|
クラウンアスリート | ブラック | 5~6万km | 2016年03月 | 624,000円 |
クラウンアスリート | ホワイトパール | 15~16万km | 2016年05月 | 318,000円 |
クラウンアスリート 60th スペシャルエディション | シルバー | 18~19万km | 2016年08月 | 165,000円 |
クラウンアスリート G パッケージ | ブラック | 9~10万km | 2016年07月 | 810,000円 |
クラウンアスリート | ホワイトパール | 11~12万km | 2016年06月 | 408,000円 |
クラウンアスリート 60th スペシャルエディション | ホワイトパール | 5~6万km | 2016年07月 | 837,000円 |
クラウンアスリート | ホワイトパール | 16~17万km | 2016年07月 | 290,000円 |
クラウンアスリート 60th スペシャルエディション | ホワイトパール | 7~8万km | 2016年06月 | 890,000円 |
クラウンアスリート | ワイン | 15~16万km | 2016年03月 | 279,000円 |
10年落ちクラウンはアスリートが人気
10年落ちのクラウンは、ロイヤルサルーンよりもアスリートの方が人気が高くなる傾向があります。
新車価格より価格的に手頃になったクラウンは若年層からも人気があり、中古車市場では若い世代の層が購入することも多い車種です。
その中で、若い層から人気となっているのがクラウンアスリートであることから、クラウンロイヤルサルーンより値落ちが少なくなる傾向があると言われています。
ですので、10年落ちのクラウンはロイヤルサルーンよりアスリートの方が査定相場も高くなりやすいケースが多くなります。
5年落ちのクラウンの査定相場の傾向
クラウンは、3年落ちの一度目の車検の時期の買い替えのみクラウンロイヤルサルーンの査定相場が高めで、それ以後はクラウンアスリートの査定相場が高くなる傾向があるようです。
クラウンアスリートは5年落ちでも200万円を突破する査定相場もあり、総じて、クラウンロイヤルサルーンより高くなっているのが下記のデータでもわかります。
ですが、走行距離が過走行のものは査定相場が安くなってしまうのは、人気のクラウンでも例外ではありません。
クラウンロイヤルサルーン
出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/crown_roy/
グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|
クラウン ロイヤルサルーン | 紺 | 9~10万km | 2016年07月 | 1,043,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン i-Four スペシャルエディション | ブラック | 1~2万km | 2016年02月 | 1,376,830円 |
クラウン ロイヤルサルーン G | ホワイトパール | 3~4万km | 2016年02月 | 1,956,500円 |
クラウン ロイヤルサルーン i-Four スペシャルナビパッケージ | ブラック | 6~7万km | 2016年02月 | 1,378,650円 |
クラウン ロイヤルサルーン G | シルバー | 9~10万km | 2016年01月 | 1,068,000円 |
クラウン ロイヤルサルーン i-Four | ブラック | 2~3万km | 2016年02月 | 1,839,110円 |
クラウン ロイヤルサルーン i-Four スペシャルナビパッケージ | ホワイトパール | 5~6万km | 2016年02月 | 1,474,200円 |
クラウン アニバーサリーエディション | シルバー | 4~5万km | 2016年02月 | 1,410,500円 |
クラウン ロイヤルサルーン i-Four スペシャルナビパッケージ | ホワイトパール | 7~8万km | 2016年02月 | 1,494,220円 |
クラウンアスリート
出典:http://www.carsensor.net/catalog/toyota/crown_athlete/
グレード | ボディーカラー | 走行距離 | 査定時期 | 査定相場 |
---|---|---|---|---|
クラウンアスリート スペシャルパッケージ | シルバー | 5~6万km | 2016年02月 | 1,379,560円 |
クラウンアスリート アニバーサリーエディション | ブラック | 9~10万km | 2016年06月 | 1,540,000円 |
クラウンアスリート | ブラック | 2~3万km | 2016年08月 | 2,195,000円 |
クラウンアスリート スペシャルナビパッケージ | シルバー | 8~9万km | 2016年08月 | 1,148,000円 |
クラウンアスリート | ブラック | 18~19万km | 2016年05月 | 805,000円 |
クラウンアスリート | ブラック | 3~4万km | 2016年02月 | 1,856,400円 |
クラウンアスリート アニバーサリーエディション | ブラック | 10~11万km | 2016年08月 | 1,429,000円 |
クラウンアスリート アニバーサリーエディション | ホワイトパール | 1~2万km | 2016年02月 | 2,119,680円 |
クラウンアスリート | ブラック | 13~14万km | 2016年03月 | 916,000円 |
現行14代目クラウン登場の影響
ゼロクラウンで人気を博した12代目クラウン、後継車の13代目クラウンも現行14代目のフルモデルチェンジの影響を受け、中古車市場は下落中です。
元々、有名な車ですし、日本車の高級セダンといえばクラウンと言われるくらい抜群の知名度と人気を有するクラウンは需要は十分にあります。
団塊世代の方が新車で乗り継いでいく車としても有名なクラウンですが、中古車市場で200万円台前半まで価格が下落してくると若い世代が購入してくる入れ替わりの需要があるからです。
まさに、若い世代にとっては「いつかはクラウン」なのです。
ただ、人気車のクラウンも需要と供給で中古車市場の価格が決定しますから、中古車市場に車が増える(供給量)と価格は下がることになり、査定相場にも影響が出ます。
人気のクラウンを高く売却するには?
現行14代目へのフルモデルチェンジの影響で中古車市場が下落中のクラウンですが、元々は中古車市場でも需要がある車種ですので高額査定も十分に可能です。
ただ、新車を3年毎に乗り継ぐようなオーナーの方は下取りでも十分な査定相場となるかもしれませんが、5年以上乗り続ける方や、クラウンから他車に乗り換える予定の方は必ずしも下取り価格が高くなるとはいえません。
ですので、正しい順序で査定相場を調べないと想像もしないような安い価格での売却となってしまう可能性もあります。
需要と供給のバランスが崩れている今はクラウンの中古車は買い手市場となっていますので、売却の際には正しい手順で売却しないと損をしてしまうケースも多くなります。
クラウンの査定相場を把握することが重要
ただ、まともに買取店で査定を受けても査定士はプロですから、クラウンの中古車相場と査定相場のバランスが崩れていることは把握していますので、クラウンを安く買うための知識は十分に持っています。
しかも、現在の買取査定では、中古車相場を簡単にチェックできるようになっていますので、買取店がクラウンを積極的に高値で買い取る理由は少ないといえるでしょう。
ですが、元々ニーズのある車だということも買取店はわかっていますので、クラウンを買取りしたい買取店はたくさんあります。
では、このような需給のバランスが取れていない不利なケースで高額査定を引き出すにはどうすればよいのでしょうか?
クラウンの高額査定を実現する最適な方法とは?
需給のバランスが崩れ買い手市場となっているクラウンは、現在、中古車市場では買い時となっているので買取では若干不利な状況と言えます。
ですが、人気車であるクラウンを高値で売却している例も多いです。
反面、思わぬ安値で売却してしまうケースも多いのが現状です。
では、需給のバランスが崩れているクラウンを、どうすれば高値で売却することはできるのでしょうか?
それが、インターネット無料一括査定です。
インターネット無料一括査定は、ガリバーやアップルやカーセブン、カーチスやビッグモーターなどの買取店大手が登録する一括査定サイトで、登録している買取店が一斉に査定額を出すので、他店に買い取りされないように買取店同士が競合するようになっています。
ですので、買取店で受ける通常の査定よりも高額査定が出る可能性が圧倒的に高くなります。
現状、買い手市場であるクラウンを高値で売るには最適の方法と言えるでしょう。
高額査定の買取店と交渉する
複数の買取店が一斉に査定額を提示するシステムにより、買取店同士が競合することで高額査定を実現するインターネット無料一括査定。
ただ、中には、買い取りするタイミングでない買取店もあり、そのような買取店は査定額が低くなったり、そもそも、査定額を提示しない買取店もあります。
そのような買取店とは、本査定(最終査定として査定士と直接査定士します。その際、出張査定を選ぶこともできます)をする必要がありません。
インターネットでの利用者の方の口コミや感想では、あまり多いと時間がかかりすぎてしまうので3~5社の買取店と交渉する人が多いようです。
どのくらいの買取店と交渉すればよいのか判断に迷う方は、参考にすると良いでしょう。
多くの買取店で査定額を出し交渉する
このように、インターネット無料一括査定で査定額が出たら本査定をする買取店をあなたが選びます。
複数の買取店と交渉する場合は、A店での本査定を終えB店と本査定をする際にA店より査定額が低かったらA店の査定額を
交渉の材料にすることができるようになります。
このようにして、買取店他店が出した査定額を材料にすることにより高額査定を実現することが可能となります。
そのためには、複数の査定相場がわかるインターネット無料一括査定が必須となります。
クラウンを高く売却ためには、まずは、インターネット無料一括査定で査定相場をチェックしましょう。