出典：http://toyota.jp/harrier/gallery/

トヨタSUVのフラッグシップカーであるハリアー。

1997年の初代ハリアーのデビューから、SUV部門で高い人気を継続して得ているロングセラーSUVです。

2015年のSUVの年間販売台数では、ホンダ・ヴェゼルに1位を譲っている状況ですが、ハリアーはヴェゼルと異なるハイクラスSUVなので、ハイクラスSUVに限って言えば年間販売台数は堂々の1位を獲得。

現行3代目ハリアーも、高い人気を誇っています。

国内のみではなく、海外需要も高いと言われるハリアーは過走行車でも高い買取相場が期待できる車と言われていますが、10年落ちや5年落ちの買取相場はどのようになっているのでしょうか？

人気SUVのハリアーの10年落ちと5年落ちの買取相場を調べました。

10年落ちのハリアーの査定相場は？

出典：http://catalog.carsensorlab.net/toyota/harrier/f002/m001/g002/

10年落ちモデルの査定相場の状況は？

ハリアーの買取相場は、まさに、国内SUVのトップクラスとなる買取相場といえるでしょう。

ライバル車としてパッと思いつく車種に日産自動車のエクストレイルがありますが、あの、海外輸出でも好評で高値が付きやすいと言われているエクストレイルの比ではないくらい、ハリアーの買取相場は群を抜いています。

国内需要ではミドルクラスSUVのヴェゼルに劣っていますが、ハイクラスSUVでは、国内人気も海外人気も圧倒的に他車を引き離して独走状態にあると言っても過言ではないでしょう。

その証拠に、過走行車の10年落ちモデルでも買取相場がしっかり付いていますし、今現在では年間を通して安定しています。

買取店で査定を受ける際にも、強気で交渉ができる車の中の1台だといえるでしょう。

一括査定でより多くの買取店に競合させて買取相場を把握、高い買取店で交渉すれば、予想以上の高額査定も可能な車種です。

走行距離別の買取相場の変化

10年落ちの車にして、買取相場の平均額が7桁を記録するという驚きの結果となりました。

走行距離が少ないものに限定されますが、この辺りも、ライバル車であるエクストレイルと大きな差があるところでしょう。

それに、海外輸出の比率も高いハリアーは、10万kmを超える過走行車でも平気で高額査定が飛び出す車種でもあります。

なぜなら、海外マーケットへの輸出を手掛ける外国人バイヤーは10万kmなんて過走行車とは思わないからです。

海外では、日本から輸出した車を20万kmでも30万kmでも走らせますし、先進国の中でも10年10万kmが車の寿命だと言っている国は日本だけのようなものです。

日本は、車の生産国ですので10年10万kmの車を廃車にできる贅沢な考えを持っていますが、元々、品質が高い日本車は海外バイヤーから見たら宝の山なんですね。

くわえて、日本のように道路整備ができていない悪路が多い海外では、丈夫で壊れにくい日本のSUVは人気が高くなるのです。

このような理由もあり、ハリアーは過走行車でも高く売れるのです。

5年落ちのハリアーの査定相場は？

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5年落ちハリアーの査定相場の推移は？

5年落ちハリアーでも、破格の買取相場の状況に変化はありません。

買取相場は高止まりしており安定していますので、日産自動車のエクストレイルと同様に、完全に売り手市場となっているといえるでしょう。

一括査定で1社でも多く買取査定をしてもらい、査定額が高い買取店の3～5社と交渉することにより高額査定が期待できるので、面倒がらずに複数の買取店と交渉するのがベストです。

通常、5年落ちモデルだと過走行車の影響は10年落ちモデルと比較すると下落の幅が大きくなるのですが、ハリアーに限ってはそのような下落もなく、過走行車なら過走行車なりの査定相場が付いているのも買取相場が安定している大きな要因の一つでしょう。

走行距離別の買取相場の変化

10万kmオーバーでも7桁の買取相場が付いている状況は驚きの一言です。

国内需要では、クラウンの代名詞ではないですが、新車で購入することができなくても中古車で購入する方が一定数いる車でもあるので”いつかはハリアー”という人も多いということが中古車市場でも高値をつける要因となっています。

と、いうことです。

この辺りは、高級ミニバンのアルファードと酷似しています。

高級車であるが故に、新車時に購入を見送っていた方が中古車で購入するため中古車市場の価格が高止まりするということです。

下の表を参考にして、ハリアーの適切な買取相場を把握しておきましょう。

 ハリアーの高額査定を実現するには？

高級SUVで圧倒的な人気を誇るハリアー。

国内需要に加えて、海外需要も高いハリアーは高額査定を引き出すことが可能な数少ない車の一つです。

ですが、人気車は気を付けないと安く買われてしまうリスクがあります。

特に、過走行車として判断される「10年落ち・10万km超」は気を付けなくてはいけません。

「10年落ちの車や、10万km走っているような車は価値が無いので買取は難しいです」と、買取店に言われかねない状況でもありますので、予め、自分の車の価値を把握しておくことが必要です。

なぜ、自分の車の価値を知っておく必要があるのか？

ただし、自分の車の価値（査定相場）を把握しておけば、このように買取査定の交渉中に不当に安値で買われるようなことはありません。

なぜなら、あなたが調べた査定相場より大幅に安い査定額を提示したら買い取ることができなくなるからです。

あなたが愛車の査定相場が100万円だと調べた後に、買取店で80万円と査定されたら車を売ろうと思いますか？売りませんよね？

だからこそ、愛車の査定相場を知っておく必要があるのです。

愛車の査定相場を知っておくことにより、買取店主導の価格交渉ではなく、あなたが主導して交渉することができるようになります。

査定相場が正しいかどうかは1社ではわからない

ただ、査定相場を調べると言っても簡単ではありませんし、買取店1社の査定相場を知ったところで十分とはいえません。

では、正しい査定相場を知るにはどうしたら良いのでしょうか？

それが、インターネット無料一括査定です。

インターネット無料一括査定は、ガリバーやビッグモーター、アップルやカーセブンやカーチスなどの大手買取店が登録している一括査定サイトで、これらの大手買取店が一斉に査定相場を提示してきます。

ハリアーは人気車種ですから、他店に買われるのを防ぐために買取店同士が目一杯の査定額を出してきます。

だから、高額査定が実現するのです。

このように、車買取店は他店と比較されるのが一番辛い状況となるので、インターネット無料一括査定は高額査定を実現するのに必須となります。

交渉する買取店はあなたが決めるので安心

一括査定で査定相場が出たら、買取相場が高い上位の買取店と交渉します。

この時に、買取相場が低い買取店とは交渉する必要はありません。

インターネット無料一括査定では、査定相場に大きな差が付くことは日常茶飯事ですから、例えば

上記のような査定相場が出たら、B店とは交渉する必要はありません。

誰だって、わざわざ安い買取相場の買取店と時間を作って交渉しようとは思いませんよね？

このような場合は、A店とC店とD店と交渉すればOKですし、C店のみと交渉することを選ぶことも可能です。

あなた自身で、本査定（車の状態をチェックするための立ち会い査定）をする買取店を決めることができるので、安心ですし、これがインターネット無料一括査定が人気となる要因の一つでもあります。

ただし、複数の買取店と交渉することで価格交渉もできるようになるので、できれば3社くらいと交渉するのがベストです。

インターネット無料一括査定を利用する人の多くは3～5社程度と交渉する人が多いので、何社と交渉するのか迷った方は参考にすると良いでしょう。